PARENTS JOURNAL

嫌な事を吹っ飛ばす力

ここ数年、嫌なことに敏感になり過ぎていた自分がいました。

ママ友が言った言葉や
子どもが傷付けられた相手からの言葉、
わたしのうわさ話をしているのではないか?とか
子どもにすぐ感情的になってしまったり、
疲れ切って家事を終わらせることができない。

私は出来ない人間だ
私はダメな人間だ

色々と思考がぐるぐる回って自己嫌悪になり、その無限ループから抜け出せない自分がいました。

ワインと食事の風景

しかしここ最近、あまりネガティブな思考がぐるぐるしていないように思い、
一体なぜなんだろう?と考えてみたのです。

正直、何も解決していないし何か大きな変化があった訳ではない。

そんなこんなで先日また嫌なことがあったのだが『まぁ、仕方ないか。』と思えた自分に驚いたのです。

今までなら悲しみのどん底にいるかのように
引きずり、泣いて、落ち込み、悔しがったりしていたはずが、ダメージが少なく済んだのです。

岡本太郎と子どもたち

なぜだろうと理由を考えるうちに辿り着いた答えがありました。

それは、、、

最近、私は『自分の好きなことができている』ということでした。

少し前まで子どもの習い事が多く、毎日芸能人のマネージャーのようにスケジュールを管理して送迎して、自分の時間なんてありませんでした。

子どもの習い事の待ち時間にショッピングモールのソファに座り居眠りこいた時も多々(?)ありました。笑

(お恥ずかしい)

子どもから

『ママ、僕は習い事が多過ぎる。はじめはやりたいと思ったけど、習い事が嫌いじゃないけど、もっと友達と遊んだり、自由に過ごしたくなった』

と言われて、友達と遊んで喧嘩したり走り回ったりする経験はお金を払って習えるものではないなと思ったので習い事をいくつか思い切って辞めました。

そうしたら、何と私の時間も出来始めたのです。

(当たり前ですが)

岡本太郎の作品と子どもたち

子どものマネジャー業ではない時間は、好きな音楽を聞いたり、歌ったり、食べたりと特別ではないが好きなことをして過ごしています。

私も習い事の送迎を楽しめていなかったんだなと気付いたのです。

何が大変かと聞かれたら"時間がないこと"。

自分の好きなこと、楽しいと思えること、ただそれだけに《没頭する時間》があることがこんなに素晴らしいことだなんて改めて気がつきました。

子どもたちにとっては友達との遊びが1番楽しいこと。

習い事はいつでも出来る。

子どもと食事

幼稚園のおばあちゃん先生がよく親達に向かって話していたことがあります。

『今の親は子どもの大切な事をすっ飛ばしている。親は気が付かないのかな。習い事なんてしている場合ではないのに』

習い事が好きで楽しくて行きたいならそれでいい。

人間は楽しい事がないと『人』として余裕がなくなり支えられなくなる

嫌なことをよりネガティヴに捉えてしまったり、エネルギーもなくなる。

そうすると人に優しくする余裕がなくなる。他人が幸せそうに見える。

楽しいと勝手に笑顔になる。

子どもだって同じ。

だから親が楽しむ姿をまずは子ども達にも見せてあげたいのです。

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