PARENTS JOURNAL

きょうだいゲンカの先に

きょうだいゲンカ

まいにち、毎日きょうだいゲンカ。

そんなに毎日して飽きないのかな、、、

きょうだい仲良くして欲しいのにな。

きょうだい

きょうだいで一緒に仲良く遊んでいるうちはいいものの、それが発展して喧嘩になるのが日常茶飯事です。

親にとっては騒がしいし、あまりうれしくない事なのですが、ある日、喧嘩を仲裁すると『ママ!僕たちは喧嘩をしたくてしてるんだ!止めないで!』と言うのです。

はじめは「何言ってるの?」と思いましたが、少し考えてみると、1年前はどちらかが泣いて私に訴えかけて、経緯を追いながらこうすればよかったね〜とか、本当はこう言いたかったんだね〜という風に大人が入らないと解決できませんでした。

子どもが『喧嘩したくてしている』の言葉の中には、きょうだいが【対等】になってきたのかも!と感じることができました。

ハンガーラック

きょうだい喧嘩を通して得られるものって、一体なんだろう、、、?

きょうだい喧嘩は子供のストレス発散方法の1つでもある。

親や友達に言えないことも遠慮なく言ってみることができる。

相手がどこまで言ったら傷つくか、知ることができる。

社会性を学ぶ機会にもなっている。

きょうだい

ではなぜ、私はきょうだい喧嘩をして欲しくないのか?

親としてはきょうだい仲良くしてもらいたいし、都内に暮らしているのでご近所迷惑にもなるから騒がしくてやかましい音をシャットダウンしたいのかもしれない。

でもそれって全て親のエゴ?

親の"子ども達にこうして欲しい"が強いな〜

どんなに激しい喧嘩をしても、泣かされたり痛みを伴っても、次の瞬間には楽しそうに一緒に遊んでいるから不思議です。

なんなら、どちらかがオナラをブッとするだけで笑って仲直り!?なんてことも。

きょうだいが近くにいればまたすぐ喧嘩になるから『近すぎる、離れて〜!』と私はよく言ってしまうのですが、家のどこにいても2人はベッタリ。

離れるとつまらなそうに見えます。

各々、自分のベッドがあるのに必ず弟のベッドで寝る兄。

お兄ちゃんが帰ってくるまでご飯も食べないし風呂も入らず待ってると言う弟。

『喧嘩するほど仲がいい』って本当によく出来た言葉だなと思いました。

きょうだいがいると我慢したり、どちらかが妥協したり、思い通りにはいかない経験を学ぶことは生きていく上で大事な経験。

お金では買えない【価値】がそこにはある気がします。

わたしはどっちが悪いと決めつけないようにただただ「喧嘩してるな〜」くらいで今は見守ろうかと思います。

きょうだい

子どもはよく「あっちが先に〇〇した」と言いつけに来ます。

とりあえず『そうなんだ〜』と共感しつつ『じゃあ、相手にどうしてほしかったの?』『何が嫌だったか伝えた?』と聞くと、大体相手にかその2つが伝わっていないことがほとんどの原因だったりします。

『自分から言えそう?ママも付いて行った方がいい?』と聞くと『自分で言う』と覚悟を決めて言いに行くとすぐに仲直りして泣き止んで遊びに戻ります。

切り替えが早い!笑

そうやってコミュニケーション能力を磨いていくんだな。

その機会を親が奪ってはいけないな〜と改めて思うのでした。

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