PARENTS JOURNAL

自分に気づくこと

あなたはどうしたい?

子ども達が通っている幼稚園では保育者も保護者からもこんな言葉が飛び交っている。

しかし、公園に行くと【〇〇しなさい!〇〇したいんだよね?〇〇しなかったからこうなったんだよ、〇〇しないと帰るよ】という声をよく耳にする

ザイルクライミング

子どもは"〇〇した方がいい理由"もきちんと咀嚼しないまま日常が過ぎていく

公園にいた子が息子たちに『ダメ!』と言った。「なぜそう思ったの?」と聞き返すと、お母さんがいつもダメって言うからと言うのだ

「じゃあ、お母さんはそう言ったかもしれないけど、あなたはどう思ったの?どうしたいの?」と聞き返すと全く返事が聞こえてこない。

もしかしたら親や保育者の一方通行なコミュニケーションや"しつけ"という名の押し付けが自分の気持ちに気付けなくなっているのではないか、、、

田んぼ

どんな答えでもいいし、まずは絞り出した言い訳でもいいから人に想いを伝えることや人にきちんと伝わっているか確かめる事を小さい頃から積み重ねたいものだ

そこに正解も間違いもないんだし。

『僕はこう思うからあの子が嫌!』

『わたしは〇〇したかったから、みんなでやらなかったんだ』

全部正直でいいじゃない♡

嫌いな理由がわかれば相手は自分の欠点に気づけるし、やらない理由がみんなに伝われば、みんなも"一緒にやろうよ"と無理に誘わないかもしれない

どっちでもいい理由が伝われば、関心がないんだと勘違いされずに済む

日常がプレゼンテーション能力のトレーニングになっている!!(と思っている)

日常がプレゼンテーション能力

"日本人は自分を大切にしない"と言われた事がある。

私が若い頃、留学に行った時に「どっちでもいいよ」「決めていいよ」「選んでいいよ」と言いまくっていたら自分の意見はないの?本当はどう思ってるの?と聞かれた事がある。

何も言い返せなかった。なぜなら私は自分はどうしたかったのか、本当に考えられなかったからだ。

なんか嫌だな〜と思っても、何が嫌だったんだろう?とまでは深く考えてこなかった。

自分のことなんてそんなに重要だと思っていなかったから、自己肯定感も低かった。

こう言ったらみんなどう思うかな?私がOKとかYESって言えば話はすぐ終わるなんてことばかり考えていた。

自分を大切にしていない自分に全く気がつかなかった。

子どもに【あなははどうしたい?】と聞いても言葉では伝えられない事もあるだろう。まずは大人がこんな気持ち?それともこう?って選択肢をたくさん提示して引き出しを日々増やしていってあげれば、子どもは楽になるのではないか?

そして親である前に自分も人だからママはこう思うけど、あなたは?と聞けば色々な気持ちに気づけるのではないか?

親が決めつけて、きっとこの子はこうだと思うと代弁したり、うちの子は言えない子なんですいう親の先回り行動や先入観はどんどん言えない子にしてしまう気がする。

子どもを信じよう!

子どもを待とう!!

工作

MATO by MARLMARLの【MATO】= 成長を待とうの意味も込められている

親も子をもう少し待とう!!子どもの力をもっと信じよう!!(と、私は自分に言い聞かせている)

待つ時間は、親も子も試練の時。

子ども達が他人を認め合いながらも自分を1番大切に思える子になってほしいな

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