PARENTS JOURNAL

鬼は自分

鬼は外!福はうち!

2月3日の節分、みなさんは子どもと豆まきしましたか?

私は子どもの頃から豆まきが好きではありませんでした。なぜなら食べ物を投げることがすごく嫌で、1粒ずつちまちまと投げていた記憶があります。

  • 皆さん、投げた豆はどうするのでしょう?
  • 食べる派?捨てる派?放置派?
  • 投げる場所にもよりますね。

友人は落花生の殻ごと投げて、拾って殻を割っていただくスタイルだそうです。

最近は個包装にもなっているから、小袋で投げたりもするのかしら?

私は個包装のプラスチックゴミも気になってしまう人なので、、、苦笑

節分

しばらく節分はおうちでやっていませんでした。

ところが当日、幼稚園で豆まきをする子ども達の姿を見たり、園長の今も昔も変わらず未来に大切な想いを繋ぎたいという言葉を聞いて、今年はやろうと決めました。

節分を素通りしていた事に反省しつつ、子どもに何を伝えたいか?何を繋げていきたいのか?を考えました。

  • 『文化を繋ぎたい』
  • 『自分の中にいる悪い鬼(癖)をやつけてほしい』
  • 『鬼(コロナ)のない世の中になって欲しい』
  • 『病気にならない強い身体になって欲しい』

そんな願いを込めて、子ども達に話しながら夕飯をいただきました。

スーパーで買ってきためざしを焼くと、お兄ちゃんが「可哀想だな、、」と小声で言いました。

でも今日は節分だから、自分の中にある鬼を退治するために食べようか!と言うと少しだけ食べました。

宿題やらない鬼、退治できたかな?(切実)w

めざし

次男は節分の前日に『明日は幼稚園で豆まきだから"めだか"弁当だよ』と報告してきた。(めだかじゃなくて、めざしね!おしいっ!でもカワイイ)

歳の数だけ豆を食べるんだよと伝えたら、次男は『え〜我慢できないよ』といってたくさん食べていました。

みなさんは自分の中にいる鬼はありますか?

私はせっかち鬼、てきとう鬼、怒りっぽい鬼、名前覚えられない鬼、パソコン苦手鬼、つい食べ過ぎ鬼、子どもより子どもっぽい鬼、、、、

キリが無いほど沢山ありすぎて、自分でもびっくりです。

節分

恵方巻きは本当に少量しか食べないだろうなと予想して、食品ロスになるくらいなら買う方がお店も廃棄にならずにお互いにいいと思い、お家では作りませんでした。

買った恵方巻きと、豆と、めざし、野菜たっぷり味噌汁で豆は投げずにいただきました。

鬼役もいません。

鬼は自分の中にいると考え、それぞれ自分の中にいる鬼の話をしながらいなくなるといいねと、願いながらいただきました。

節分

見せかけだけの子どもを怖がらせるイベントで終わらせたくなかったので、我が家流の節分ができてよかったなと思います。

節分を通して我を見つめ直す、いい一日でした。

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