PARENTS JOURNAL

自然の中で命と向き合う

たくさん深呼吸したくなる、澄んだ空気

 

川底まで透き通るような川の水

 

風にヒラヒラ舞踊る、枯れ葉の家族

 

風の音、川の流水音、落ち葉を踏む音、魚が跳ねる音、子ども達がきゃぴきゃぴはしゃぐ声。

 

やっと着いた!

私たちは、ここが東京だなんてすっかり忘れてしまいそうなくらい、あっという間に、自然の中に心がほぐれていきました。

 

ここは、東京都あきる野市にある、"国際秋川マス釣場"。

釣竿などは全てレンタルできるので、手ぶらでいけるのが嬉しい。

エサはぶどう虫とイクラが用意されています。

 

イクラにも食いつきがよいのですが、エサを取られてしまいなかなか難しく、ぶどう虫の方が釣れるな〜という日でした。

 

魚を触るのも、虫を触るのも夫婦揃って苦手なので、一緒に行ったお友達ファミリーの力も借りて、子どもたちに釣りを楽しんでもらいました。

 

釣れる魚はニジマスがメイン。

4家族で行ったので、70匹まで釣っていいってことでしたが、さすがに70匹は釣れないし、釣れたところで食べきれません。

 

この日は大人はサポート役で、子どもたちだけでほぼ釣ってもらいました!

エサをつけるのも、魚を触るのも出来なかった次男くんが、だんだんと触れるようになり、チャレンジする様子を見て、また1歩成長を感じました。

魚が苦手な私と旦那はというと、BBQの準備です。私はほぼ食べる人。笑

結局何もやってないじゃん?と、後から思いましたが、、、ただただ見守るに徹しました笑

4家族もいたので、食べ物を各々持ち寄りましたが、食が細くなったのか、初老のせいか、、笑

みんなすぐにお腹いっぱいになってしまいました。持ち帰って明日も家でBBQだな!って家族で苦笑い。

 

結局、ニジマスは30匹釣れたか釣れないかくらいでした。

11:00〜16:00まで釣りっぱなしで、これだけ釣れれば、私は大満足です!

 

釣りに行く前日、Youtubeでニジマスについて調べました。

止まっているものより、動いているエサに食いつきがいいらしいという学びを得ました。

 

そして、子ども達と

『ニジマスも私たちと同じ、命があること』

『ニジマスは人間の言葉を話せないけど、人間と同じで口に針が刺さったら痛いんだってこと』

『釣るだけで終わりではなく、釣った命は最後まで無駄にしないで命をいただくこと』

を何度も繰り返し話しました。

 

長男は、「わかった。でも釣りたい。食べるのは可哀想だけど、釣ってみたい」

 

次男は「食べたくないから釣るのやめようかな」と話し始めました。

 

見ているだけでもいい、見てやりたくなったらやればいいし、やりたくないなら無理にやる必要もない。

でも釣るなら最後まで命に責任を持つこと。

 

次男は「自分で釣ってみたいから、1匹釣って、食べたくないけど1匹食べる」と言いました。

どれも経験。

 

やらないで終わるも経験、

やってみて後悔するも経験、

やりたくないけど、やったら楽しかったも経験、

やってみてつまらなかったも経験。

 

全部正解。

 

 

ニジマスはハーブ塩で焼くと美味しいとか、大きいものなら刺身で食べることもできるんだとか、一緒に来たファミリーが教えてくれました。

 

川魚って臭みがあるのかな?と思っていたのですが、川がキレイだったからか、全く臭みはなかったそうです!

 

私は、釣らない&食べないを経験しましたが、みんなと過ごした時間を共有できた事が、何より楽しかったです。

 

 

 

 

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