PARENTS JOURNAL

親育て


夏休みになると、どうしても煮詰まる日がある。

我が家は男の子2人、しかもやたらと元気。

喧嘩もする。

私に似て声も大きい。

私に似て片付けが下手。

私に似て気が散りやすく、途中で違うこと始めちゃうから、やりっぱなし。

ちょっとHSP気質。

 

これ、、、全部わたしだ。

 

自分が嫌になる。

だって、自分の姿を見せられているから。

 

"子は親の鏡"と人はよく言ったものです。全くその通りで、何も言えない。

良いことも悪いことも、子どもは一番の見本である『親』を見て学んでいるから。

それでも私は親なのだ。

どうにかせねばと、少し前までは力が入り過ぎていた。

 

要するに、子どもを信じていなかったのかもしれない。

 

そりゃそうだ。だって予想がつかない行動ばかりされちゃうと、そりゃいつだって肩がガチガチなくらい力入りまくりですよ。

 

おかげさまで肩こりと、偏頭痛を手に入れましたよ。

 

最近は下の子も4歳になり、お兄ちゃんと遊べるようになったので、

煮詰まった時は

『ごめん、ママちょっと1人になりたい』

『ママ、先に1人でお風呂入ってるから、呼んだら来てね』

『今からみんなで1時間好きなことをしようか』と、私はソファで横になってエネルギーチャージをするのだ。

 

これが今の私には、かなり効果的で、一旦リセットする時間というか、波動を整える時間。

 

数年前から本棚には、これらの本がすぐ手に取れる場所に置いてある。

 

『ママはぜったい虐待しませんからね!』

は、マタニティー後期から2歳くらいの子を育児している親にオススメ。

なかなかインパクト強めなタイトルだが、くすっと笑える。

たまに読み返すと、言葉を上手く話せないベビーと向き合う大変さを思い出して、ベビーの頃の記憶がパァーっと蘇ってなんか、懐かしくなり、元気が出るんです。

本当にリアルかつ、面白く描かれていて、こんな気持ちになるのってわたしだけじゃないんだって思えるので、皆さん"私ってダメな親"っておもう瞬間があったら読んでほしい漫画です!

 

 

『ママのイライラ言葉言い換え辞典』は、

言葉が通じるようになってきた子から、小学生くらいにオススメだと思います。

 

本当は傷つけたいわけじゃないのに、

本当はこうしてほしかっただけなのに、

言いたいことが、うまく子どもに伝わらない

って思ったら、ちょっと読むだけで参考になる言い回しばかり。

 

気持ちが焦るとつい、本当に伝えたかったことが冷静に伝えられなくて

親がただ"早く解決したい"という焦りで、手っ取り早い言葉を選んで傷つけてしまうんだよな。イケナイ イケナイ

 

 

先日の出来事。

 

次男がお気に入りのMATO by MARLMARLのBABY BACKPACK AIR(軽量3wayベビーリュック)にお気に入りのおもちゃを入れて、お散歩。

リュックを前に抱き抱えるようにしていたので、『なんでそんな使い方をしているの?』と聞いてみた。

そうしたら、次男はこう答えた。

『前向きがいいじゃん?』

 

前向きか。

 

なんかいいな。

 

理由は、リュックを下ろさなくても、前に抱えていたらすぐにおもちゃが取り出せるから、なんだけど"前向き"というワードにビビっときたのです

 

それをお得意の笑顔で、前向きがいいじゃん?と言われたら何も否定できない。

 

使い方はこれだけ!って大人が決めつけなくても、きみは柔軟な頭を持っているから、

なんか安心したというか、ほっこりしたというか、子どもから学ぶことがまだまだたくさんあるなと思ったのです。

 

子育てではなく『親育て』

子どもは親をどんどん成長させてくれて、

一緒に成長していくのだなぁ。

 

小さな師匠、これからも宜しくお願いしますね🙏

 

 

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