PARENTS JOURNAL

無駄の活用で手作り◯◯

5月のある日のこと、



いつものように、4歳の息子が幼稚園から帰ってきました。



何やら、今日はいつもより通園バッグがパンパンではないか?





帰り道はいつも自転車でお昼寝してしまう、次男くん。



帰宅してすぐにお弁当を出し、今日のお話を聞かせてくれます。



グループの名前が決まったよ!



最初はみんな違う名前がよかったけど、みんな(の意見も)よくてなかなか決められなかった。とか、



腐葉土を畑にみんなで運んだよ!落とさないで、畑までみんなで運べて嬉しかった。



今日は、年少組さんが泣いていたから、先生に教えてあげた。など、



記憶がフレッシュなうちに、今日のおはなしを聞いてあげるようにしています。



話したい気持ちがあたたかいうちは、思いがちゃんと伝わってきます。



聞いてもらって大満足げな表情も親としては嬉しいですね。



 



そして、毎日のやりとりの中には"お手紙"の確認もあります。



今日はお手紙あるかな?



うん、あるよ!今日のお手紙はいどーぞ!!



 



???



 



これはお手紙ではないね、これは何?



幼稚園で採れた夏みかんだよ。ちょっと苦いんだけど、ママ食べて!



 



そう、園庭が広いこの幼稚園では、四季折々の自然の恵みがたくさん収穫できます。



春はドクダミでお母さんたちが"ドクダミチンキ"をつくり、寄付をします。



保育者が園児の"虫刺され"にスプレーします。



 



そして4月は菜の花を収穫し、おやつにみんなで頂いたそうです。



5月は夏みかん。



せっかくお手紙"夏みかん"を持って帰ってきてくれたので、有り難くいただきました。





まずはそのまま、皮を剥いていただきます。



夏みかんは苦味というかクセがややあるので、サラダのトッピングにする食べ方も好きです。





 



果肉を食べた後は、たくさんの皮が残りますよね。



我が家はコンポストをしているので、子どもたちは"魔法の土"に入れる?と聞いてきました。



そうね、コンポストに入れて、微生物ちゃんたちにご飯をあげてもいいね



だけどその前にせっかく無農薬の夏みかんだから【夏みかんでホームクリーナー】を作ろうかな。





作り方は簡単



//材料//



夏みかんの皮 2個分



水 300ml〜350ml 



//準備するもの//





スプレーボトル



濾すもの、ざるなど。



 



❶鍋に、水と夏みかんの皮を入れ沸騰させます



❷水がオレンジっぽくなってきたら、火を止める



❸ざるなどで濾します。我が家はコーヒードリッパーで濾しました。



❹粗熱が取れたら、スプレーボトルに入れます。



※防腐剤など不使用なため、1週間前後で使い終わるように、一度に作りすぎないようにしましょう。





//用途//



油汚れなどに効果的!



例えば、子どもがいる家庭なら床拭きに。特に夏のフローリングは汗でベタベタしませんか?



あとはキッチン周り。ガスコンロ周りや、電子レンジも安心して使えます。



あとは油っぽいフライパンやお皿に、シュッとしておけば、洗うのが楽になりますよ!



 



特に小さなお子様がいる家庭では、化学薬品の入ったものを使う事に抵抗があるのではないでしょうか?



自宅の生ゴミを使って、ホームメイドで作れば万が一口に入っても安心安全ですよね。



 





もちろん、子どもが掃除をお手伝いしたい!という時も



このクリーナーなら安心して"使っていいよ"と見守れます。



 



次男くんは早く使いたくって、気になって仕方がないようです。笑笑



 





じゃあ、煮出した夏みかんの皮はコンポストに、、?



いや、まだ捨てませんよー。笑笑



煮出した皮は、そのままスポンジのように油汚れをゴシゴシします。



 



はぁ、スッキリです。



 



え?油汚れをゴシゴシして、、そうしたら、油まみれになってコンポストに入れられないのでは?



と思った方いませんか?



私は今までそう思っていました。



しかし、コンポストを学び始めて知ったのですが、生ゴミの分解には油と糖分がキー!



 



コンポストの温度が上がらないな、微生物の元気がないのかな?



生ゴミの分解が遅いな、と感じたら油と糖分を投入してあげればすぐに温度が上がり



分解が活性化します。微生物は人間のようですね!



逆に塩分が苦手なのでそこは気をつけています。



 



コンポストについてはまた詳しく書くことにしますが、



人間にやさしいことは、動植物にもやさしいってこと、そして地球環境にやさしいってこと。



食を変えれば地球も変わる。



ニュートラルに生きれば、無駄がなく節約にもなり、なにより健康で楽しい。罪悪感もなくなり気持ちも軽くなります。



子どもがお手紙としていただいた"夏みかん"から様々なストーリーが生まれました。



 



子どもには、たくさんのものを持つことや高いものを買うことだけが価値ではないし、楽しく生きることや暮らしの知恵、工夫や考え方で幸せは創り出せることを毎日の暮らしの中から伝えてきたいです。



 



@y831325



 



 


ページの上部に戻る