PARENTS JOURNAL

稲とぼく

みなさん、こんにちは。



最近、子ども達は幼稚園で代かきをして、田植えまで田んぼ仕事を終わらせました。



先生方の努力と愛情、天気にも恵まれて、仲間と楽しく田んぼ仕事をしているようです。



 



ところで、みなさんはお米が好きですか?



我が家はみんな大好きです。



稲があれば、お家で簡単にペットボトルでお米を収穫できること、みなさんは知っていますか?



私は、幼稚園から教えていただきました。



おうちでも育ててね!と、毎年、幼稚園から子ども達に稲をお裾分けしてくれるのです。



素敵じゃないですか?



今年は黒米の稲。





まずはペットボトルの上部分を切り、その中に土を入れます。



いつもは幼稚園から土も貸していただくのですが、



今回は野菜用の土でチャレンジしてみました。





土を入れたら、土が隠れるくらいに水を入れます。



そこに、稲をさすように植えます。



立って、足を広げて、腰を曲げてやるんだよ〜と得意気な4歳児。



 



ペットボトル栽培は、水が切れないようにするだけで、割と育ちます。



注意が必要な点は、ペットボトルだと熱くなりすぎる場合があるので、



私は鉢にいれて地面(ベランダ)の熱が直接当たらないようにしています。







こんな感じです。



簡単でしょ?



我が家はお米が大好きです。



パンも好きなのですが、お米の方が野菜を一緒に食べてくれて助かるって理由もあります。



(あと、ほぼすべての輸入小麦からグリホサートが検出されているとのこともあり、発がん性が認定されているので、パンを食べるなら、なるべく安心な国産小麦のパンを選んでいます。グリホサートは、小麦を早く収穫するために直接撒いて、早く枯らすことで収穫量を上げる除草剤です。もちろん、土壌も枯れてしまうので小麦の栄養も期待できないでしょう。小麦は洗ってから製粉するものではないので、薬が残っちゃうんですよね。)



 



我が家は基本、玄米ですが、1日よく浸水して、よく噛んで食べることに気をつけていれば、子どもでも問題なく食べれています。ですが、離乳食にはおすすめできません。



浸水が足りなくてパサパサに炊けてしまったときは、炒飯にしちゃえば問題なし!





今回は黒米の稲を育てているので、秋になったら一粒づつ子ども達が脱穀をして、



玄米や白米と一緒に炊けば、モチモチのお米になります。



本当に楽しみです!



でも、これも自然界のこと、どうなるか、わかりません。



鳥に見つかれば食べられてしまうし、お天気さん次第なところもあるかもしれません。



 



でも、それこそが本物の【食育】だ!と



園長先生は言うのです。本当にその通りだなと思います。



どうやって育てるか。



手をかけてあげるか?必要な時に手を差し伸べれる距離にいるか?



水を与えすぎてもダメ、与えなさすぎるのもダメ。



食育は育児にも似ているなと思います。



 





秋になれば収穫祭。



収穫できるかは、わたしたちが食べるものに



真剣に向き合っているかにもよるでしょう。



食べることは生きること。生きることに真剣か?



 



毎日、スーパーに行けば簡単に、何でも手に入ります。



それが、どこで、どんな人が、どんな環境で、どんな思いで作ったか?



はなかなか感じ取れません。



自分で育てたものには愛着があるから、子どもたちもあまり残しません。



 



子ども達もいつか、大きくなったら、自分で食べ物を選んでいかなければなりません。



そのために、なるべく家庭菜園を子ども達と続けていけたらなと思っています。



 



 



 



 



 


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