PARENTS JOURNAL

選択肢がたくさんあるというのは、豊かなことだよ。

先日我が家に、以前のジャーナル 「それは、母『以外』の人しかできない。」 で書いた友人の娘ちゃんが遊びに来てくれました。

0歳もうすぐ9ヶ月!
あーーーーーなんて可愛いんだろう!!!!!
と、叫び出したいくらいとっても可愛かったです(実際に叫んでいた気もします)

0歳9ヶ月、まだ発語こそありませんが、自分の意思でどこにでもハイハイしていき、時々つかまり立ちをして「どう?」という表情をする。笑
いろんなものをお口に入れてモグモグ確認。
その仕草ひとつひとつが愛おしく、懐かしさもありました。

息子達もメロメロで、お世話したくて仕方ないという感じ
(そんな子どもたちの姿を見ていられるのは幸せ以外の何物でもありませんね)

お友達の娘ちゃん(0歳もうすぐ9ヶ月)と私の息子たち

そんな娘ちゃんのミルクを飲ませる時間ということで「よっしゃ、久々に私ミルク作っちゃうよ!」とキッチンに立ったところ、友人から渡されたのはキューブ状のミルク。
え!キューブになってるの!?
と驚きました。

たかだか数年前のことなのに、私が長男にミルクを作っていた時には知らなかったアイテムでした。

7年前に長男がミルクを飲んでいるところ

長男がミルクを飲んでいるところ。本当に懐かしいです

今まさに乳児を育てているという友人達の話を聞くと、息子達を赤ちゃんとして育てていた頃には出会わなかったグッズ達に出会います。
本当に数年しか違わないのに!
育児グッズの進歩に驚くと同時に、その裏側にいろいろな企業努力があるんだろうなあ、なんて考えて頭が下がる思いです (MATO by MARLMARLのバッグにもそれをいつも感じています)

7年前に長男がミルクを飲んでいるところ

さっきの写真のおよそ7年後!似たような構図の写真を見つけて笑いました。自分でペットボトルからお茶を飲めるようになるんだもんなあ・・・笑

話が少し逸れてしまうのですが、
自分が子どもだった頃、母親に「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と尋ねたことがありました。
その時母は少し考えたのち
「勉強したら選択肢が増えるから、かな。選択肢がたくさんあるというのは豊かなことだよ
と教えてくれました。
母からいろんなことを教わったと思いますが、この時の言葉というのは何十年経った今でも、私の心にずっと残っています。

そして育児グッズに話を戻すわけですが、
新しいグッズの登場はまさに「選択肢が増える」ことだよなと思います。
新しく便利なことだけを賞賛したいわけではありません。
昔ながらの物を良しとし選ぶこともできるし、新しいグッズの利便性を取り入れることもできる。
自分が良いと思ったものを、私達は大いに選べるようになったと感じるのです。
選べる、ということは豊かさなのだと改めて思います。

更に突き詰めると、これは目に見える「物」だけの話でもないですよね。
育児の「方法」「スタイル」や「在り方」「関わり方」
こういったものにも広く選択肢があることが豊かな育児なんだと思います。

自分、ペアレンツ、そして子どもにとってどれが一番なのか考えたのちに、選ぶことができる。
そんな選択肢がある「豊かな育児」がどんどん広がりますように。

お湯に入れるとサッと溶けたミルクのキューブに驚きながら、そんなことに想いを馳せました。

親子で包容

7年経っても私たちの愛情は変わりません、いやむしろ、より大きくなっていることを感じる瞬間が多々あります

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