PARENTS JOURNAL

“ワクワク”の気持ちを繋いで。息子たちに自分の気持ちを伝えよう

あっという間にゴールデンウィークのあった5月も終わり、毎日の日常を「新生活」とも呼ばなくなってきた今日この頃。

我が家はこの春長男が小学3年生、次男が年長、とひとつずつ進級しました。
入園や入学の年ではなかった為、比較的落ち着いていた春でした...…と書きたかったのですが(苦笑)

親子兄弟揃って順番に、仲良く胃腸炎を移し合うという負のバトンパスがあり(あるあるですよね……)
桜が咲き始める頃から咲き終わる頃までずっと誰かしら不調を抱えていました。

今はようやくみんな元気になり、楽しいゴールデンウィークを迎えられました(ゴールデンウィークのことはまた別途書けたらいいなと思っています)
家族の誰かが具合を悪くすると、日頃気づきにくい健康のありがたさを噛み締めます。
本当に健康ですくすく成長してくれることが一番ですね。

柿沼 絢乃

今日はそんな春の出来事でひとつ印象に残ったエピソードを書きたいと思います。

昨年我が家のすぐそばにコンビニができまして! 時折便利に利用させてもらっています。
この日は、はじめて長男と次男だけで自分たちの欲しいものを買いに行くことになりました。

それぞれ自分のお小遣いを入れて貯金箱にしている箱から小銭を取り出し、何を買おうか話しています。
準備する背中からワクワクする様子が滲み出ていました。

そしていざ出かけるよ、という時に次男が兄に向かって「ふたりで行くの、はじめてだね。
ワクワクする!」と言いながら出て行きました。

「ワクワクする」かぁ、大人になって久しく「ワクワクする」って声に出して言ってないな。
と、思ったのでした。

柿沼 絢乃

子どもはいろんなことを言葉にして発しますよね。
「ワクワクする」もそうだし「楽しいね」とかも言葉にして伝えてくれる。

そして、私も「今日はどうだった?楽しかった?」などと息子たちにはつい聞いてしまうのですが、自分から「今日は楽しかったな」とか「明日が楽しみだな」とか、私自身の感情ってあまり言葉に出していないかも。と思いました。

柿沼 絢乃

その日次男が「ワクワクする」と言ったのを聞いて、私はなんだか嬉しくなったように、もしかしたら息子たちも私のワクワクや楽しさを知ったらもっと嬉しくなるのかも。と想像が広がります。

これからあっという間に暑くなり、おそらく季節はすぐさま夏を連れてくるのでしょう。
今年もここから楽しみなことがたくさん待っています。

今年は息子たちと共に、ママもワクワクしてるし、楽しいし、楽しかった!って、声に出して伝えたいなと決めました。きっとワクワクは共有したら何倍にも膨らむだろうし、楽しかったという思いも共有することで、もっと色濃くみんなの記憶として残るでしょうから。

柿沼 絢乃
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