MATO PARENTS JOURNAL
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RAINBOW
親になっていく。いつまでもずっと、現在進行形。
Petsy & Jille
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ボンジュール!
妻のJilleです。
先月開催された、MATO by MARLMARL ×the GIFTのチャリティトークイベントに参加する機会をいただき、BABYとワクワクしながら参加してまいりました☺
今回参加させていただいたイベントはこちら!
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MATO by MARLMARL × the GIFT [re:think parent ]
「子育ての視野を広げる時間を」
MATO by MARLMARLは、社会全体が“ペアレンツ”となり、
皆で支え合いながら子どもを育てていける未来の実現を願っています。
今回、あらゆる困難な境遇の中でも未来へ向けて進む青少年の自立支援を行う
一般社団法人the GIFTとMATOがタッグを組みました。
未来へ繋がる子育てについて考え、子どもたちの新たな一歩を支える
チャリティーイベントを開催いたします。
内容:「未来へつながる垣根のない子育て」を考えるトークセッション
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さすがMATOさんのイベント、BABY同伴可はとっても嬉しい♡
こういったイベント、BABYが産まれてからはオンラインのものしか参加できていませんでしたが、久々にリアルの場に参加し、その良さを実感しました。
イベントに集中できるし、その場の熱を直に感じられる…とても貴重な機会となりました。
BABY連れで参加できるこういったイベントがもっと増えてほしいなあ…これも一つの「垣根」ですね。
私は第一部に参加させていただき、みなさんのお話を伺いながら、1時間半じっくりと「垣根のない子育て」について考えることができました。
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まず初めに、the GIFTの副代表理事である望月芹名さんのお話から。
「生まれる環境を選ぶことはできないけれど未来は平等に選べるべき。」
そういったお気持ちから、困難を抱える青少年の自立援助を行う団体を立ち上げたそう。
血のつながりを超え、社会全体で子どもを育てるという考え方は、まさに「垣根のない子育て」!
「余力のある大人たちがほんの少しでいいから手を差し伸べることで、子どもたちの未来を支えたい。」
私自身、子育てをして「すべての子どもが大切」という気持ちを強く感じるようになりました。
出産してからというもの、親子の絆が描かれたドラマなんて見てしまうと漏れなく泣いちゃうし、子どもに関する悲しいニュースへの胸の痛みはとても強くなりました。
子どもはみんな宝物。誰一人として取り残されることなく、みんな幸せになってほしい。
その気持ちを実際にかたちにして、現実に取り組みをされている芹名さんのその情熱にとっても胸が熱くなりました。
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続いてNPO法人チャイボラ代表の大山遥さん。
児童養護施設の職員の確保と定着をサポートする活動をされています。
児童養護施設は様々な理由から保護者と生活することが難しい子どもたちが暮らす家のような場所。
半数以上が保護者からの虐待が理由で入所しているとのことですが、大山さんから「虐待をしたからといって、子どもを憎んでいるとは限らない。」ということを教えていただき、はっとしました。
お話によると、実際には、入所した子どものことを心配して頻繁に連絡をしてくる保護者が多いとのこと。子どもが憎いから虐待をしてしまったというケースばかりではないのです。
「子どもが親を思う気持ちはとても強く、その気持ちの強さにはいつも驚かされる。親子の結びつきを周囲がとやかく言うことはできない。」
子育てをしていると、思い通りにならないBABYを前に呆然としてしまうことはよくあること。
実際に虐待をしてしまう人と自分との違いはほんの些細なものなのかもしれない、と思うことがあります。
虐待は決して許されることではないと思いますが、家族の結びつきは家族ごとに違うもの。
家族ごとに様々なかたちがあることをみんなが認めながら、子どもたちが幸せに暮らせる未来をサポートしていく。
その役割を現在一手に担っているのが児童養護施設なのだと思います。
けれど、その役割を児童養護施設にのみ任せていいのか。実際、児童養護施設は人手不足が大きな課題となっています。
社会全体がもっと子育てにオープンで、社会全体で子育てができるシステムがあれば、様々な問題が解決するんじゃないだろうか…。
家族と社会の「垣根」を外していくことが大切なんだろうな…私には何ができるだろうか…。
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「垣根のない子育て」についてさらに考えさせられたのが、バイリンガルMCとして活動されている栄倉麻桍さんのお話。
麻桍さんはシングルペアレントとして息子さんを育てていらっしゃるのですが、シングルペアレントだからこそ、お子さんとのかかわりの中で「お父さん・お母さんを使い分けている」というお話をされていました。
例えばここはきちんと叱らないといけない、というときは男性っぽく低いトーンで怒る、ということをされているとのことなのですが、
「家族の中での役割分担も超えていく。」
これは「垣根のない子育て」にとってとても大切な視点だなあと思います。
母親だから、父親だから、そういった役割分担に縛られず、もっと自由に子育てをしたい。
親1年生の私は、正直わからないことだらけで、日々様々なことを、色々な感情を、BABYから教えてもらっています。
「垣根のない子育てをしよう」という気持ちを心に置いていれば、母親と父親、さらには親と子どもという役割分担も超えて、家族として成長していくことができるんじゃないか、そしてもっと強くて柔軟な家族になれるんじゃないかな、とお話を聞きながら考えていました。
長くなってしまいましたので、レポートは後編に続きます!
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