PARENTS JOURNAL

親になっていく。いつまでもずっと、現在進行形。

子育てをすること。

親になるということ。

BABYが産まれてからの毎日は、
神様がくれたギフトみたいな日々だなあ、と
子育て歴1年8ヶ月の私は思っている。

BABYが産まれてから

夫と2人、DINKSを謳歌していた私は、
子どもを持つということは、何かを諦めることだと思っていた。

いっぱい働いて、いっぱい遊んで、いっぱい美味しいものを食べて、お酒を飲んで…
DIKNS時代は自分で自分の時間をすべてコントロールして満喫することが当然で、
自分の人生を(自分の子とはいえ、)他人にコントロールされてしまうことになるなんて、

そんなことが自分に耐えられるとは思っていなかったし、
妊娠している十月十日も、
自分が親になれるのか、
自分以外を優先して、幸せになれるのか、
不安な日々を過ごしていた。

影

肌寒い春の日に、
心の準備も何もかもまだまだな私の元に産まれてきてくれたBABYとの毎日は、
それはもう突然始まって、もちろんノンストップ。

小さな生命を守るのに必死で、
ずっとぴったり一緒に毎日を過ごすうちに、
自分のことは二の次で、BABYのことばかり考えるようになってしまって、
でもそんな自分があまりにも自然で、子育てって本当になるようになるというか、よくできているなあと笑ってしまう。

子どもを産んだら親になる、ということではなくて、
気付かぬ間に、時間を重ねる内に、親に「なっていっている。」という感じ。

今もずっと、現在進行形。
完了形になることはきっとなくて、
親としてどうあるべきか?と、
ずっと悩んで迷って、現在進行形で進化していくのかなあなんて思っている。

お散歩

そして、「親になる」ということに対して感じていた不安なんてすべて吹き飛ばしてしまうくらい、
BABYと過ごす日々は、
尊くてキラキラしていて
幸せで、幸せで、
とってもしんどくて、
でも、幸せ。

道端のアリや石やドングリに、
空を飛ぶ鳥や飛行機や雲に、
一つ一つ感動するBABYに
世界中のキラキラを一つ一つ教えてもらえて、それが私にとってはとてもかけがえの無い時間。

そんなBABYと過ごす時間は、本当に一瞬で過ぎてしまうと思うと、

その時間が大切すぎて、何よりも優先したいと思うようになってしまった。

子育てと、キャリアと、プライベートと、
すべてを上手に両立させることができる人もいるのかもしれないけれど、
不器用な私は、自分の気が済むまで、BABYといる時間を最優先にする、と決めた。

キャリアもプライベートの楽しみも、スローダウン。

自分の気持ちの変化に自分で1番驚いているのだけど、
BABYの成長を近くで見つめることが、今の自分にとって何よりも大切なことで、
その気持ちを大切にしたいなと、思っている。

親になることは、何かを諦めること、なーんて思っていたのに、
むしろ望んで他のことを手放して、子育てに全力投球したい、なんて思うようになってしまっている。

お散歩

これから子どもを持つ人、持とうかな、と考えている方々へ。

未知なことに対する不安な気持ちはきっとなくならないし、
考えれば考えるほど不安が増したりもすると思うけれど、
不安な気持ちも戸惑いもすべて経験した私から言えることは、
子育てって、想像していたよりも、ずっとずっとおもしろくて、最高に幸せな経験だ!ということと、
今抱いている不安な気持ちはどんどん変わっていくから、大丈夫!ということ。

そりゃあもう、辛いこともいっぱいある。

この時間に寝てくれるはず、と思ってミーティングをセットしたのに全く寝てくれなくてハラハラしたり、
ご飯を全然食べてくれなくて、かれこれ1時間ダイニングから離れられなくてウンザリしたり、
こちらがつい夜ふかしした次の日に限って朝5時とかに起きられて眠くて眠くて仕方なかったり…

でもね、
そんな辛い思いも、
小さな身体でぎゅっと抱きついてきて、にこっとされたりしたら、もう、すべて消し飛んで、
またなんとか親をやっていくか〜という気持ちになってしまう。

辛いし大変だし初めてのことばかりで何にもわからなくて不安、なんだけど、
でもBABYと一緒ならなんでもできちゃうような気がしちゃうから、
親子って家族って、おもしろいなあ。

そんな家族を自分たちで創っていけるって、なんて面白い経験なんだろう、と思う。

家

そして、子育てを通じて、世界中のペアレンツたちと戦友になれた気がしている。

みんなきっと、同じように不安で辛くて、でもとっても幸せで。

みんな同じようにゆっくり親になっていっているところ。

そう考えると、不安も少しは和らいでいく。

明日も子育て、楽しもう!

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