JOURNAL

moderation -ほどほどに。離乳食のスタート-


先日娘が6ヶ月を迎えた。

俗にいうハーフバースデイというやつだ。



 

この前まで真上を向いて寝転んでいるのが基本姿勢で、寝るか、泣くかという状態だったのに、今ではもうずり這いをして、時には色んな声を出してみたり、大声を上げてみたり、目についたものに手を伸ばしてみたりと、、、とにかく自由気ままにに動き回っている。





誰しもが耳にしたことがある言葉でもう聞き飽きているかもしれないが、あえて当事者になって言ってみる。




「子どもの成長、ほんとうに早い、早すぎる、、、」





聞くところによると、人間が1番成長するのは生まれてから1歳までの1年間らしい。

確かに言われてみると顔つきもしかり、泣き方や、声の出し方までまだ半年という期間にも関わらず、大きく変化している。

保育園見学に行った際に出会う同級生の子達や、知人の子ども、数ヶ月生まれが違うだけで、本当に同い年か?と思うほど差を感じることがある。





逆に言えばこれだけ短期間に我が子の成長を実感できることなんて、今しかない特権のようなものだ。

非常に喜ばしいことだと思う。






まぁ、一方で日々のルーティンで慣れたと思った頃に新たな変化が加わるもんだから、常に新しい知識や生活スタイルを取り入れる、そのキャッチアップに追われる。という反面もある。





最近の我が家の大きな生活スタイルの変化でいうと、離乳食の開始である。





正確には我が家は補完食と離乳食のハイブリットでご飯をスタートしているので、なんて表現すればいいか。適切な言葉が浮かばない。

ここで補完食とはどういうものか?自分も本を読むまで全く知らない言葉だったので、改めて調べてみた。



 

まずは日本で主流となっている離乳食の説明


”幼児食へ進むために母乳やミルク以外の食べものから栄養を取り入れる食事のことで、ドロドロとしたペーストを飲み込むことからはじめ、少しずつ噛み潰す練習を行う。母乳やミルクは離乳食の進みに合わせて、どんどん割合が減っていくことが一般的”



続いて補完食


”母乳やミルクだけでは足りなくなった栄養を補う食事のこと。

WHO(世界保健機関)で提唱されている手法で、あくまで成長に必要な栄養を補うためのものであり、母乳やミルクは欲しがる分だけあげ続けることが一般的”

 

両方に共通することと、違いを端的にいうとこんな感じ



<共通点>

生後6ヶ月前後になってくると母乳、ミルクだけでは赤ちゃんの成長のために栄養が不足する。この不足分を食べ物で補い始めること。

(離乳食って字のごとく、乳離れのためっていうイメージがあるが、実はそうではないらしい。日本語難しい、、、)



<違い>

食べさせる食材や形、固さに違いがある





実際に離乳食・補完食を題材に扱っている本をそれぞれ読んだが、離乳食はとにかく細かく定められていて、食事の回数や量を〇gを〇回と、まるで決まり事のように書いてある。


 

一方補完食は食事の内容として「その土地にあるもので幼いこどもに適したもの。

衛生的なもの、栄養価の高いもの。」というような表記で、量についても特に定められていない。非常にざっくりとした内容となっている。







なんと極端な、、、0か100って感じ。





 

よく周りの話を聞いていても「こうしないといけない」「こうすべき」みたいな表現に振り回されすぎている気もする。

ただでさえ大変な育児

情報を鵜呑みにすると、疲弊してしまう気がする




 

もっと気楽に単純に我が子の栄養をどんな料理で取ろうかを考える。

そりゃ大人が食べる料理よりも制限はあるけど、今晩のご飯何にしようかなーと考えは一緒な気がする。


量は反応をみながら調整で、特にお腹の不調や吐き戻しがなければ、多めに食べさせてみる。

 

 





先人の知恵はありがたく使わせてもらいながら、でも我が子にあった方法を探りながら。





 

また慣れない日々が始まるけど、新たな表情を求めて、今日も台所に立つ。

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