PARENTS JOURNAL

immersion - どうせなら同じ熱量で -

どうせなら同じ熱量で

子育てをしてると何かしら自分の知識がない分野に時間を費やすことが多くなる。
例えば子ども服。横で娘の服を選ぶパートナーを見てると羨ましい程に目を輝かせている。

語弊が無いように言っておくと、娘が着てるところを想像するとそれだけでニヤけてしまうし、あれもこれも買ってあげたいと思う気持ちは持っている。
ただ、自分は元々服のセンスに自信がある方では無い。

自身の服についても、パートナーのセンスに頼って身につけることを決めたものがほとんど。

こういうのって色合いのセンスとか丈のバランスとかが大事なんだと思うが、残念ながらその才能を持ち合わせていない。
そんなことで娘の身につけるものを選ぶという場面においてはあまり没頭出来ずに服を眺める時間が多い。

このケースにおいては自分が想像して楽しめるだけ良い。
今後想定されるのが娘が好きになるおもちゃやアニメ、その他諸々
娘に付き合って時間を過ごすことが多々あるだろう。

先日1歳3ヶ月を迎える娘を持つ、会社の同僚の家に遊びに行った時に何気なく耳に入ってきた家庭の会話

「最近の"おかあさんといっしょ"見たことある?親子で一緒に楽しめるよ」

確かに大事。同じ時間を過ごすのであれば同じものを見て一緒に楽しめるのが理想的だ。
もちろん楽しいと思うポイントやお互いの推しは違ってくるだろうが、その対象に対して限りなく同じ熱量でいることが大事な気がする。

今後娘が好きになったものについて、自身も理解して、好きになろうと思った。
コミュニケーションが交わせるようになればなるほど楽しい未来が頭に浮かぶ。

まだ首の座らない娘が最近気になるのはシナプシュに登場する「もいもい」というキャラ。
早速自分でも調べてみる。

開発した企業が東京大学赤ちゃんラボと共同研究を行い、2年がかりの実験を行い作成した絵本。

赤ちゃんを実際の審査員に迎え、長く見たほうが勝ちという実験を行い、視線をくぎづけにして離さないイラストとして採用されたのが、この「もいもい」とのこと。

(東京大学赤ちゃんラボとは、、、とても興味深いけど今は置いておこう)

うん、確かに娘が泣いてる時に見せて泣き止んだのは今のところこのキャラクターだけ。

ちゃんと実験の効果が出ています。
気になる名前の由来だが、赤ちゃんの好む「繰り返し音」、「声に出しやすい、まみむめもの音」という発想かららしい。
キャラクターデザインも種類があって、形や色が違う。得体の知れないものだったが、なるほど、知れば愛着が湧くもんだ。

絵本に夢中の娘

今日も開いた本の中に「もいもい」がいる。

「パパはこの色のやつがかわいくて好きだなぁ」

理解は出来ていないだろうが、娘がいつもより笑顔で、「もいもい」を見つめている気がした。

うん、どうせなら同じ熱量で

ページの上部に戻る