MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
息子の「どっちでもいい」の真意とは
柿沼 絢乃
4月の初め、長男の入学式が行われました。
いよいよ小学校入学です。
入学式の後、各クラスに分かれて説明会。早速教室の黒板に興味津々でした
保育園の入園や転園、引越しなど、今までも環境がガラッと変わるタイミングというのはいくつかあったのですが、
この「小学校入学」はそのなかでもとても大きな変化で、親子共々緊張感たっぷりの4月を迎えました。
これを書いている日でようやく入学から1週間経ったタイミングですが、毎日何かしら忘れて帰ってきています。苦笑
初日はハンカチ、翌日は帽子、お弁当箱を忘れた日もあって、その次の日は筆箱、、、で、
今日は持って行った水筒がランドセルに入っていない!
おーーーい息子よ!!!!!
と叫びたい気持ちもあれど、まだ慣れないことだらけ。
何事もなく行って帰って来れれば100点!そんな心持ちで迎え入れてあげたいと思います。
この1週間、
楽しかった!と笑顔で帰る日もあれば、
仲良しのお友達がお休みで「○○君がいなかったから寂しくて、何回もママのこと思い出しちゃった...」と帰宅して私の顔を見るなり涙を堪えるような表情を見せる日もありました。
小さな身体に大きなランドセルを背負い、心の中で色んな気持ちを経験しているんだなあと思うと心打たれます。
そんな中、同じ保育園を卒園し、同じ小学校に入学したお母さん同士で作ったLINEグループの通知が鳴りました。
「みなさん登校順調ですか?」
からはじまり息子さんが今日は泣きながら登校したこと。
通学路で6年生の女の子が優しく励ましてくれて、親のほうが泣きそうになったこと。
などが書かれており
「ここで吐き出してしまいました、みなさん良い一日を!」
で締めくくられていました。
同じ保育園から同じ小学校に入った子は5人しかいないので、もちろんその子のこともよく知っています。
泣きながら登校した情景も容易に想像でき、頑張っているんだなあと文面を読んで泣きそうになりました。
その後みんなそれぞれに、各家庭苦戦しながらも頑張っている様子を伝え合い、
吐き出しあって親子共々頑張ろうねと激励し合いました。
そして一人のお母さんが、最後に「親子一緒に踏ん張りどき。親子一緒に成長していけると思えば頑張れるね」
という言葉をかけてくれました。
本当にそうだなと思います。
息子が成長し、息子が頑張っているのはもちろんなのですが、間違いなく親である私達も一緒に成長しているし、頑張っている!
親子の形、環境、考え方などは色々あると思います。
でも、親子はもれなく毎日成長しているし、頑張っている。
成長も頑張りも、環境や考え方などを超え、すべての親子、もっと言えばすべてのペアレンツに当てはまると思うし、
その事実は胸を張っていい事柄だと思います。
4月、私と息子と。お友だちとそのお母さんと。
それだけでなく、すべての親子、すべてのペアレンツと。
みんなで成長する季節にしたいです。
この想いがどこまでも拡がる春になりますように。
入学前には乗れるように!と思っていた自転車・・・間に合いませんでした!苦笑
まあのんびりやろう、引き続き練習頑張ります
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃
柿沼 絢乃