JOURNAL

旅に出よう、本物を見よう

このMATO JOURNALの記事を書く時、どんな記事なのか、

あらかじめ設けられたタグにチェックを入れる場所があります。

(読んでくださる時はトップ日付の横にハッシュタグで表示されてますね)

#FASHION

#KIDS

#FOOD

#ART

#TRIP

とあるのですが、

なかなかチェックをつけられずにいたのが「TRIP」のタグ。

この文字を見るたびに、次に旅行に行けるのはいつかなーなんて思っていました。

 

が!先日家族で久々にプチ旅行に行きまして、今回は嬉しい「TRIP」な内容です!

 

行き先は名古屋。

なぜ名古屋に行ったかといいますと、名古屋で開催されている「岡本太郎展」を見に行ったからでした(3/14までの開催)

そして更になぜ「岡本太郎展」だったかといいますと、

今息子達ふたりのなかで、岡本太郎の作品をモチーフにしたヒーロー「タローマン」というキャラクターが大ブーム中で。

この作中に様々な岡本太郎作品が出てくるんです。

タローマンに出てくる岡本太郎作品を生で見せてあげたい!

と思い立っての旅でした。笑

 

この展覧会、東京でも開催されていたのですが、その時期にはまだ「タローマン」ブームは来ておらず...

今回わざわざ名古屋まで行く感じにはなってしまったのですが

「見せられる時に本物を見せてあげたい!」という気持ちが高まり、

思い切って行ってきました。

 

 

息子達は、まず普段あまり乗らない西日本方面の新幹線に大興奮。

その姿を見ていると、こちらまでつられて久々の旅行に気持ちが高まります。

 

今回の旅は展覧会に行くことがメインだったので、それ以外の予定は特に組まず、

あとは「名古屋メシ」を食べてこようか。

くらいのゆるいものでした。笑

 

大人の旅行だと、つい観光地に行ってみようとか、いろんな予定を詰め込みたくなるのですが、

子供連れの旅行だと無理もできないので、ゆるーーーい旅程に。

 

せっかく行くのに勿体無いかなあなんて思いそうになったのですが

「今回の目的は岡本太郎と名古屋メシ!!」と、テーマがはっきりした旅行で悪くなかったです。笑

むしろ目的に集中して、その瞬間風速の強さを楽しむ、みたいな旅行の楽しみ方は

子どもがいたからこその経験で、私の記憶の中にずっと残りそうな二日間になりました。

なによりも息子達がはじめての地で楽しそうにはしゃぐ姿を見て、

必要なのは沢山の行き先やアクティビティじゃなくて、旅行という非日常、そのものなのだなと思いました。

そして息子達に楽しんでほしい、という自分の想いを叶えている私自身が、もしかしたら一番楽しんでいるのかも。とも。

 

 

しかし、美術展は子連れにとってかなり難易度が高い場所のひとつ。

実は我が家も連れて行くのははじめてのことでした。

大きな声を出したり走り回ったりするようなことはありませんでしたが

基本はばばばーっと駆け抜けて見た感じでした。

それでももともと知っていた作品について「この作品はこんなに大きかったんだ」とか「あれはあんな形だと思ってなかった」などという感想もあって、実物を見たからこそのものだと思っています。

大人のようにゆっくりと作品鑑賞、とはいきませんでしたが、作品からの溢れ出んばかりのパワーや美術展の雰囲気みたいなものはきっと感じ取れたはず。

 

この旅を通して改めて

私が子育てをするうえでひとつ大切にしたいなと思ったことがあります。

 

やはり「本物」を見せてあげたい。

 

この時期の息子達の記憶のどこかに、きっと潜在的にインプットされるであろう「本物のパワー」みたいなものを沢山見たり聴いたりしてほしいなと。

もしかしたら忘れてしまうかもしれないし、見てもなんとも思わないこともあるかもしれません。

でもなるべく瑞々しい感情を持てるこの時期に、そういった経験をさせてあげられたらと感じた旅となりました。

 

 

息子達はこの春6歳と4歳に。

今までは難しかった場所に行くことや様々な経験も、少しずつ大人と一緒にできるようになってきました。

息子と一緒に「本物のパワー」を存分に浴びたいですし、それを一緒に経験した時の息子の感想を聞くのが今からとても楽しみです。

 

 

帰宅してから次男は創作意欲を爆発させ、岡本太郎作品をせっせと真似して作っています。笑

左から「太陽の塔」「タローマン」「疾走する眼」「歓喜」です・・・笑

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