PARENTS JOURNAL

「兄弟を育てる」ということ

現在私は5歳と2歳、ふたりの男の子を育てています。

正確に言えば長男は2月生まれなので5歳になりたて、次男は5月生まれなのでもうすぐ3歳です。

 

今日は私の「兄弟育児」について書いてみようと思います。

 

兄弟育児は私にとって本当に未知の領域でした。

自分自身も一人っ子だったので、まず「きょうだい」という存在がどんなものなのか図り知れない。

 

正直に書くと二人目を妊娠した時にものすごい不安に苛まれたんです

(今思うとホルモンバランスの変化からくるマタニティブルーもあったのかもしれません)

長男がこんなに可愛いのに次の子を可愛いと思えるのだろうかって悩みました。

 

でも、そんな想いを先輩ママに伝えたら、

ある人は子供が増えることを「世界一の宝物がふたつに増える」と言い、

ある人は「これで100だと思っていた自分の愛情の分母が、100以上に増える」と教えてくれました。

 

またある人は「大好物のステーキを食べているところに、デザートで大好物のアイスが出てきた。全く別物。どちらも大好物に変わりない、そんな感じ。笑」と言ってくれました。

 

そんな言葉に力をもらい、自分の気持ちを整理しながら過ごした十月十日。

でも最後の最後まで当時2歳の長男が弟のことをどのように受け止めるのか、それが心配で仕方ありませんでした。

 

 

そして迎えた出産日。

弟はなんと2週間近くも予定日前倒しで産まれたせっかちさんでした。笑

病室ではじめて兄が弟と会った時のことを忘れられません。

次男を見てすぐに「これ、ぬっちゃんの赤ちゃん?」って言ったんです。

(長男の名が縫・ぬい なので、まわりも本人もぬっちゃんと呼びます)

 

「ぬっちゃんの赤ちゃん」なんて愛しい表現なんでしょうか。

 

もうその一言だけで、ああ全ては杞憂だったんだなと思いました。

次男はいつも家族の真ん中に。我が家のアイドルです

 

息子達が兄弟になってもうすぐ3年。

長男の赤ちゃん返りもありましたし、毎日(体感)1000回くらいは兄弟喧嘩もしています。

 

兄弟育児に翻弄されているのは事実ですが、

ふとした瞬間に見せる仲の良いふたつの背中や、向き合って笑い合う姿なんかを見るのが

私にとって毎日のご褒美になっています。

愛情の量と子供の人数は関係なかったんですね。

一人っ子を育てても、きょうだいを育てても、どちらも変わらず幸せなんです。

 

 

もしかしたら私と同じように2人目の出産を前に不安を覚えるママもいるんじゃないか。

そんなことがずっと気になっていたので、今回こんな内容が書けたのは私にとって、とても意義深く思っています。

 

 

同じく不安を抱えたママがいたら、この「大丈夫だよ」の想いが届きますように。

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