MATO PARENTS JOURNAL
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BEIGE
発達ゆっくりな息子と「お友達」を考えた
Rui
長い夏が終わり、朝起きて窓を開けると金木犀の香りが。
1年で一番好きなこの季節。
私には今年、この過ごしやすい季節にチャレンジしたいことがありました。
それは...
発達ゆっくりさんの息子とベビーカーなしで電車とバスを使ってお出かけをすること!
自閉症スペクトラムという特性を持つために、言葉でコミュニケーションを取ることが難しい息子。
そんな彼にとってベビーカーではなく
<歩いて>
お出かけすることは、
<どこに連れて行かれるのか分からない>
という不安でパニックを起こしてしまうことが多い難しいトピックでした。
しかし4月から療育園に通い始め、ベビーカーなしで登園しています。
その甲斐あって少しずつ、歩くことに慣れてきました。
そこで、今までは「お出かけ=ベビーカー」
だった息子のもつイメージを変える取り組みをしてみたいと思うようになりました。
私たち家族が行ったのは以下のような取り組みです。
ここまでの事前アプローチを何回か繰り返したら...
ベビーカーなしで家を出発!してみます。
ここから先は「絵カード」というアイテムが息子にとってはお出かけのお守りになっています。
例えば「バスに乗るよ!」と伝えたい時。
言葉だけでは十分に理解できない息子は、言葉と一緒にバスの絵や写真を見せてもらえると一気に理解が深まります。
▲この写真は乗り換え時のものです。電車を降りた後何をするのかわからないとパニックになってしまうので、 次に乗る電車の写真を手に持たせています。こうするといつでも自分で確認できるので安心します。
息子が安心して過ごせると大人も楽しくお出かけできます。
みんながハッピーになるお休みの日の過ごし方を手探りだけど、工夫しながら見つけているところです。
そんな工夫を考えたり、試行錯誤しながらみんなで挑戦する機会も息子がくれたこと。
私たち親も、思いっきり楽しんでいきたいです!
▲最近やっと室内遊び場の楽しさを知った息子。運動も大好きになりました。お出かけの練習をしながら色んな遊び場に連れて行きたいです。