MATO PARENTS JOURNAL

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GRAY
「自閉症=天才」というイメージに思うこと
Rui
初めての「こどもの日」を迎えたこの写真の日。
手作りの兜をつくり、母に買ってもらったかっこいいお馬さんを飾った。
この日の数ヶ月前から離乳食を開始していた。
息子は食べることが大好きで、文字通り驚くべき速さで「離乳」していった。
私の作ったご飯を美味しそうに食べてくれる息子。嬉しかった。でも生まれた時から毎日続けてきた授乳をやめるのは寂しかった。
最後にビデオを撮って、写真も撮って、この「こどもの日」に卒乳した。
それからというもの息子が母乳を欲しがることは一回もなかった。
私たちにとって「こどもの日」は「成長するこども」の日。
そして今年の「こどもの日」。
息子は人生で初めてベビーカーなしで電車に乗り、人生で初めてスクランブル交差点を渡った。
自閉スペクトラム症の障がいを持つ人は、物事の見通しを立てるのが苦手な人が多い。息子もその1人。
初めての場所に行くというだけでも不安でいっぱいなのに、安心するツールであるベビーカーもない。でも息子は1回も泣かずに目的地に辿り着いた。
そう、この日は「成長するこども」の日。
今年も大きく成長したこどもの日でした。
そんなスクランブル交差点を渡り、たどり着いた目的地は渋谷NHKホール。
「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートでした。
コンサートも息子にとっては初めての経験。
今年の「こどもの日」は特別な日になりました。