MATO PARENTS JOURNAL
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RED
赤ちゃんとお姉ちゃんのあいだ。上の子の赤ちゃん返り
石川 明日香
すみません、随分と壮大なタイトルを付けてしまいました。
「自分の好きなことってなんだろう」
私は大人になってからも、たくさん考え悩みました。
今でも「これ!」と言えるかと言われたら・・・
好きじゃないことは続けられない性格なので、ずっと続けられている今の仕事が「好き」なことなんだろうなと思います。
我が家には3人の子どもがいますが、長男は今年高校3年生、次女は中学3年生になります。
我が子ながらすごいなぁ〜と思うのが、2人とも自分の好きなことが「これ」と言えること。
もちろんこの先、色んな経験や出会いによって変化していくかもしれません。
それでも今この瞬間夢中になれるものが見つけられたというのは、本当に幸せなことだと思うんです。
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長男は中学卒業後15歳で単身カナダに留学し、現在は現地の高校に通学しています。
そんな彼は今寝る時間も惜しいくらいに好きなことがあり、将来もその道に進むべく猛勉強しています。
ちょうど昨日テレビ電話で進路について相談していたんですが
(あっという間に大学受験!)
「好きなことが見つけられたのは、この環境があってこそ」
と言っていました。
カナダという右も左も言葉も分からない土地で、たくさんの新しい文化や人に触れることで見えてきたのだと思います。
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今年15歳になる娘は、小さい頃から絵を描くのが大好き。
今は美術系高校の受験に向けて(予定は未定ですが)、塾の他に画塾に通い絵を描いています。
でも、子どもってみんなお絵描きが好きですよね。
特別うちの娘が小さい頃から絵を描くことに異常なまでに執着していたのかと思うと、そうではないなと。
じゃあ、何が今の娘の「好き」を作ったんだろうと考えた時に、当時ママ友から言われた言葉を思い出しました。
保育園から帰った娘が「絵を描きたい」と言えば、平日だろうと私は水彩絵の具と筆を用意してあげていました。
「よく保育園の後にそんなことやらせるね、片付け大変なのに」
私が美術系の学校に通っていたからなのか、バケツに水を汲むことや筆を洗うことは日常で、それが平日の保育園後だったとしてもハードルの高いことではなかったんですが「そうか〜そう感じるママもいるのね」と思った記憶があります。
それからも、大きなキャンバスで描かせてあげたくて、画家の友人のアトリエで油絵を描かせてもらったり、何かを作ったり、表現したりしている友人たちに沢山会わせました。
それは何かを意図して行っていたわけではないですが、娘がこんなにも絵を描くことが好きになったのは息子同様やっぱり環境の要素が大きいなと思います。
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子どもたちに「何かになってほしい」と思ったことは一度もありません。
どんな仕事だって社会の中では必要なことで、自分の仕事に誇りを持てるのなら、どんな仕事だっていいよと伝えてきました。
直接的でなくても、それが誰かのためになっていると感じながら生きてはほしいけれど。
「好きなこと」
がこの先仕事になるのか、趣味になるのか、変化していくのかは分かりませんが、今この瞬間に夢中になれるものに出会えたことは素晴らしいことで、親はそれを見つけられる環境をどう作ってあげられるか・・・も育児をしていく上で
宿題なのかな・・・と。
次は、2歳の娘の好きを一緒に探す番。
この子はどんな「好き」を見つけるのか楽しみです。
石川 明日香
石川 明日香
石川 明日香
石川 明日香