MATO PARENTS JOURNAL
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GREEN
夏は、冒険だ。
Taiki Yamanaka
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謹賀新年。
新たな年を迎えて、いいスタートを切っていこう!と希望に満ちた思いの中、出鼻をくじくような更なるコロナの猛威を目の前に、なんだかなぁと行く先を阻む霧もまだ晴れずというところですよね。
それでも毎日は変わらず、曇ったり晴れたりしながらやってくるのだから、少しでも日々の暮らしが心豊かに楽しくなるようにと心に留めています。(そうしないとやってられないよね!というのが正直なところですが、、、)
1日の中で身も心もスッキリ上向きなのが朝時間。
子供が生まれてからは、子供の生活時間に合わせて行動することも多く、夜9-10時あたりに寝付いてしまうことも結構あります。
そうすると、自然と朝早く目覚めて体もそのルーティーンに慣れてきて、きりっとした朝の時間帯が以前にも増して心地よく感じられるようになりました。
眠気を感じつつ半分ぼーっとしながら夜中テーブルに向かうよりも、新鮮な脳内と心持ちで考える方がやっぱり効果的。クリエイティブなことは夜の方が、、、
という方もいると思うので人それぞれではありますが、朝がもっともっと長く続いたらいいのにと1日の時間を操作できたら最高なんですよね。
そんな朝時間のお供が、珈琲。
特にこだわりがあるわけでもないのですが、元々珈琲を自ら率先して飲む方ではなく、打ち合わせやちょっとした時間の埋め合わせにカフェでコーヒー(カフェだとカタカナの方がしっくり)を手にするくらいでした。
あとは昔NYのスタンドで安い1$のお湯みたいな薄―いドリップコーヒーと甘―いシュガードーナッツの組み合わせで口にするのが好きだったことくらい。
そんな珈琲ど素人の僕がネルドリップで最近珈琲を飲むようになりました。
数年前から始めたyack yack booksという海外絵本を専門に扱うブックショップのイベント「珈琲と絵本」でご一緒させてもらっている木の下珈琲の木下さん。
珈琲を淹れるということに情熱を(そしてお湯を)注ぐ方と共にする中で、一杯の珈琲、そこにどんな時間が詰まっているんだろうと、飲むこと以上に興味が湧いてきたのです。
フィルターではなくネルドリップ。
雑味が抜け、珈琲本来の味を存分に楽しむことができるのだそう。毎回フィルターのゴミが出ないのも嬉しいところ。
使っているのは木下さん特製のネルとネル枠なんですが、フィルターで淹れるときよりも、いい塩梅で豆が膨らんでくる気が。
膨らみや浸透具合を測りながら、珈琲がしたたり落ちていくのを感じていると、なんだかとっても落ち着くんです。他に何か考えることもなく、淹れることに一心不乱。
淹れ具合を確認するために、今日はどんな味だろうかと最初のひと口を思い切り味わうと、朝の珈琲タイムはそこで一旦終了。
残りを飲むのは余韻に浸っているようでもあって、"淹れる"ということが、出来たものをパッと目の前に出されるよりも、好奇心の対象になっているのだと思います。ちなみに豆は深煎りが好きです。
とにかく、いい朝が迎えられるように。
情報や世間の動きに右往左往してしまい、惑う昨今だからこそ、まずはここからとあらためて。
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