PARENTS JOURNAL

ラジオのこと。



小さい頃から好奇心を感じる対象は多い方で、ただその分飽きっぽいところもあり、

若い頃はアルバイト含め仕事も興味の赴く方へと様々経験していたのですが、ここ5、6年ほどJ-WAVEという東京のラジオ局でラジオ・パーソナリティの仕事をしています。



J-WAVEではナビゲーターと呼んでいるんですよね。

ブースの中でマイクに向かってニュースや日々の出来事を伝えたり、他愛もないことを話したり、メッセージを読んだり、音楽を紹介したりなどが主にやっていることです。



 



現在担当しているZAPPAという番組では、自分で音楽をセレクトし気になる展覧会などアートな情報をお届けしています。



こちらの写真は今年9月末までマリエさんとご一緒させていただいていた「SEASONS」という番組でのひとこま。

番組自体はマリエさんナビゲートで現在も土曜お昼に放送してますよー!





マイクに向かって喋ると言っても不特定多数の方に話しかけているので、

端から見ると盛大な独り言のようでもあって、やっている方からすると特段違和感もないけれど、あらためて俯瞰して見るとなんだかとっても不思議なことをしているなと最近あらためて。

なかなか日常生活の中ではないですよね。



 



もともとラジオは聴く側でもあったので、ラジオを聴いている方がいまでもしっくりきます。

それでも「生放送」という空間は他に代え難いスリルに満ちた時間。その心地よい緊張感がたまらないのです。



もちろん喋ったことは全部筒抜け。(収録番組だと編集されてしまうので、そっくりそのままではないのですが、、、)

このタイミングでどんな言葉を発したらいいのだろうか、力まず気を抜き過ぎず、あくまで自然体でいるつもりではあるけれど、日々過ごしている中でも言葉を紡ぎ出すことに最も集中している時間な気がします。

(たまにそうじゃない時もあって、そういう時は原稿を噛んだり、チンプンカンプンなことを喋ってまます笑)

もし昔のAppleのパソコンみたいに頭がスケルトンだったら、相当に脳がビリビリ活性化しているのが見えそうなくらい。



 



ラジオは少し古いメディアに感じる方もいるかもしれませんが、シンプルで流行り廃りのない、何歳になっても着こなしたいスタンダードで洗練された洋服のように削ぎ落とされているところがあります。



受けての想像力にも頼る、声だけ、音だけというのがポイントなのかもしれません。

だからこそ、だれかの日常にそっと近づきつつも、ちょっとした非日常感も感じることができる存在であったらいいなぁと。

意識していることは、空気をつくるということ。なーんて格好いいこと言ってみましたが、それにはまだまだ程遠い、、、



 



J-WAVEには僕が生まれた頃からナビゲータをされている方もいて、継続し続けることのへの尊敬の念や憧れを抱きつつそんな背中を追いかけています。

幸運にも年明け1月1日からラジオをするスケジュールになっていて、いい新年のスタートになりそうです。



もし万が一にでも起きていたらご一緒ください!





あっそうそう、J-WAVE ZAPPAは金曜日担当で朝5時からの生放送。





朝早すぎてなかなか聴くことも難しいかもしれませんが、いまでは聴き逃し方も大丈夫だよーと、radikoというアプリでアーカイブを聴くこともでますので電車での移動中など、手持ち無沙汰な時にでもぜひ聴いてみてください。



ラジオ、ぜひぜひ。




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