MATO PARENTS JOURNAL

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WHITE
ようこそ2025年。サンタを信じる娘がくれたもの
Satomi Nakazawa
先日、mato_by_marlmarlの公式より、
公式オンラインショップや一部SNSアカウントがMARLMARLと統合されるとの発表がありましたね。
改めてこれまでの大勢のライターさんによるPARENTS JOURNALを眺めると、
なんと愛しい記事の数々。
題名とアイキャッチ写真を眺めていくだけで、励まされると言うか、心強い気持ちになると言うか。
私はと言うと、2022年の3月にはじめて投稿させていただいてから、
3年半の間で23本の記事と決して多くはない本数でしたが、
本当に、大事な期間を記録させていただいたなという実感があります。
1歳10ヶ月だった娘も、現在5歳3ヶ月になり、
この期間を、「子育て」という目線から目の前を捉えて綴らせていただけたことは
わたしにとってとても大切だった。
『楽しいだけではない。時には悩み、苦しいこともある。
だからこそ愛おしい「ありのままの子育て」を文章と写真でつづってください。
あなたの“子育てのかたち”に救われる家族がきっといるはずです。』
2022年当時、JOURNALのライター募集をお知らせするページにはこのように書いてあった。
そしてまさに、わたしは
はじめてのJOURNAL「予感。」 に
「楽しいだけではなかった。正直な気持ちを言うと、悩み、苦しいと思う日もたくさんあった」と綴っている。
この記事を書いてから2年後に、わたしたちはそれまでの暮らしが反転するかのような突然さで別居をした。
振り返れば、たった2年でしかない間での変化だったのかと驚きもするし、
特別に長い長い2年だったなぁとも思う。
そして別居してからのこの1年半は光のような速さだった。
この記事を書いている週末の今、”もとおっと”のもとに娘がお泊まりへ行っているのですが、
もとおっとと娘が2人で、なんと、わたしがいないなか、
わたしの実家に遊びに行っている。
(農家として、動物の被害に遭ってしまったたくさんのカボチャをトラックの荷台に積んで知り合いの牧場の豚さんたちへプレゼントしに行き、その牧場の至近距離にわたしの両親が移住して暮らしているため顔を出しに行ってくれた)
もとおっとが送ってきてくれた写真を見て、
うれしそうなはずむ娘の背中と、うれしそうな母の小さな姿に
色んな気持ちで、じーんとする。
娘はまだ5歳、もう5歳。
世の中の家族の「ふつうの形」を認識しはじめている。
「パパとママと3人で一緒に暮らせたらなー」と時々言う。
でも「牛がいるからだめか」と、牛と畑の存在があるから
パパは娘の今住む家に引っ越してこれないのだと解釈してくれている。
わたしたちは、娘の優しい解釈に甘えている。
5歳になってからお友達のことで娘もわたしも悩んだり喜んだりするようになり、
”娘は娘の社会生活”が、わたしたち親とは別に始まったのだ、ととても実感している。
これから社会を自分の足でどんどん歩く君に、何を見せてあげられるだろう。
最近書いた大学のレポートのひとつに、
「『児童の最善の利益』とはなにか」を問う課題があった。
... 総じて「児童の最善の利益」とは、子どもが単に保護される存在ではなく、
広い可能性のなかで自らの人生の主体として幸福に成長していくための権利を保障し、
それを最優先に据えた判断と行動を社会全体で行うことを意味する。...
締めくくりに書いた言葉を自分で噛みしめる。
娘も、お友達も、すべての子どもたちも、
わたしたち親や大人が保護をするだけの存在ではなく、
無限と言っていいほどの可能性拡がる人生を、自分の足で歩いている。
娘にとって、
パパとママの離婚がその可能性を狭めることなく、願わくば、
希望がたくさんあるのだと心の底から信じて世界を見渡せるように、
わたしたちはわたしたちなりの家族の在り方、
暮らしの仕方を模索し続けなければならないなと思う。
2023年のはじまりに我が家にやってきてくれた CONTAINER TOTE BAG、丈夫で健在です^^
先日、娘ともとおっととデイキャンプで川遊びしたときも水筒×2、着替えやタオルなど荷物満載で型崩れなく活躍してくれました。
1泊2日のお泊まりの荷物を入れたりと、家族の変遷に長く寄り添ってもらって感謝です。
MATO PARENTS JOURNALに、人生の特別なあの日々を綴らせてもらえてよかった。
ライター募集のことを教えてくれた親友と、選考で見つけてくださった編集部の皆さん、温かくやりとりしてくださったライター仲間さん、ありがとうございました!
Satomi Nakazawa
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