MATO PARENTS JOURNAL
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PINK
トロル役をがんばる娘から「可能性は無限大」を思い出す
Satomi Nakazawa
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夏の終わりを感じていた頃に書いた未掲載記事を振り返り中、
2つ目のお話「『なぜなぜ期』の始まりと褒めるについて」
今年の夏、私にとって子育てでの印象的な出来事のひとつは、
「娘になぜなぜ期が始まった」ということだった。
ある日の夕方、夫から「娘がなんで、なんでと聞いてきた」と聞いた。
「きた!!」と思った。
なぜなぜ期がきたんだ、と、自分でも予想していなかったわくわくを感じた。
夫が娘と一緒に家のまわりを散歩していたら
娘から「花はなんで落ちるの?」(かれたんだね、と答えたら)
「なんでかれるの?」と聞いてきたという話だった。
そしてその日の夜、わたしが娘と一緒にお風呂に入っていたら、
「シャワーはなんで出るの?」と聞かれた。
「待ってたよ」と、じーんとした。
そう、待っていた。
一緒に「なんでなんで」と不思議に思って、
答えを探すやりとりを、とても楽しみにしていた。
わたしも大人になってからも
「渡り鳥はどこから来てどこに向かっているんだろう」
「なんで車のラジオから音声が聞こえるんだろう どういう仕組みだろう」
「冷蔵庫がない時代、どんな食事だったんだろう」…
なんで、どうやって、をふわふわ考えることが好きだから、
娘からはじめての「なんで」をもらったとき、とても嬉しくて、
「なんでと、こはなちゃんが思うことが、ママ嬉しいよ」
「これからもいっぱいきいてね」と伝えた。
娘が嬉しそうな表情だったことが心に残った。
ある朝、庭のバジルの葉を摘みながら「いいにおい」とかぐ娘
結婚してから、わたしはほめることが苦手なんだなと思った。
でも、「なんでと聞いてくれたことが嬉しい」ということはとても素直に伝えられ、娘が嬉しそうだったことが嬉しかった。
ちょうど読んだばかりの記事に、
「ほめるのが苦手であれば、”承認”を試してみるとよい」というものがあり、
「事実を認める」だけで、
「すごい」「えらい」「立派」などの評価は加えずに伝えて良いというものだった。
「なんでと聞いてくれたこと」を認めて、
評価ではなく、「嬉しい」というわたしの気持ちを加えて伝えた今回。
わたしの「ほめる」は、
「事実を認めて・気持ちを伝える」これでいこうと思った。
子育て3年目、試行錯誤。
畑で、お気に入りの「くまちゃん」を肩車してじじの後ろを走る娘^^
▶︎振り返り3つ目のお話は 『君が生まれる2年前、大きな地震があったんだよ』
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