MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
子連れお出かけ IN ニューヨーク
mayu
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ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの娘。
口にするとびっくりする程シティガールな娘。
そんな私の愛娘の人生初の学校は、3歳8ヶ月頃から通い始めたいわゆる「ナーサリースクール」でした。
学校に入る前に、私または旦那さん、または私たちの親族から片時も離れたことがなかった娘。
初日が来るのが何よりも不安だったけど、幸いお隣に住むお友達が同い年の女の子で、ちょうど同じタイミングで同じナーサリースクールに通うことになったから本当にラッキーだった!
それが唯一の救いだったけど、それでも今までの日本語一択の環境の家から、英語しか聞こえないところに急に入れられるなんて、娘が自分だったらどうなるだろう...なんて想像もしつつ、本当に不安しかない状況でした。
その初日のたったの1時間半が、とってもとっても長く感じて、お迎えに行くまでソワソワが止まりませんでした。
結局その初日は家にいたら落ち着かないだろうと思い、近所に歩いてお買い物に行って、学校に戻ったらもうお迎えの時間!的な感じだった気がする。
いろいろな気持ちを抱えて、お迎えに行きドアの前で子供達の家族が並んで待っているところに行き、初日を終えて出てくる娘をドキドキしながら待っていたのを今でも鮮明に覚えてる。
先生曰く「今ちょっと泣き始めちゃったところ!大丈夫よ大丈夫!」
と言われながら、泣きながら出てきた娘を思いっきり抱きしめて
「がんばったね!ママもパパもいないところでお友達と楽しく遊べるようになるから絶対大丈夫だよ!」
と何度も何度も伝えました。
元々のこまり眉毛がもっと困っているところ。がんばったね!
娘にとってこの日が3年間の人生の中で最大の新しい挑戦だったことでしょう。
そして英語しか話さない先生の中でいつ娘は笑って学校に行ってくれるようになるのか?ととっても不安だったので、先輩ママたちに沢山アドバイスをもらいました。
とにかく、親が心配そうな顔をして送り届けるのが一番良くない!ということだったので
(そりゃあそうだよね、不安な顔して送り届けられたら、そりゃ子供も不安になっちゃうよね)
毎回ちゃんと笑顔でお見送りをする。それは本当に徹底してました。
心の中では最初の方は毎日心配で心配で、胸が張り裂けそうだったけど!
初日にもらってきたお手紙を何度見て母が泣いたことか笑
この絵本がまたとっても素敵な絵本だったんですよ。
“The Kissing Hand”
読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
日本語版ってあるのかな。
それからというもの、娘が学校に慣れるまでに絶対3ヶ月くらいかかる!
と思い、日々構えながら過ごしていました。
毎日朝には「学校に行きたくない。行かない」と朝食中に口にしたり、学校の玄関先で「行きたくないいい!NOOOOOOO!!!!!!」と号泣したり。
そのうち、金曜日になると結構慣れたもの!という感じですんなり学校の中に入ってくれるようになって、「お!慣れてきたかな?!」と思ったら、土日を過ごして月曜日には振り出しに戻って朝から号泣。そんな日々が続きました。
そして3週間終えた頃には段々と慣れてきてくれて、「あれ?!思っていたより全然娘の順応性って凄いのかも?!」と、逆に自分の娘にびっくりしたりして。
少しづつ、学校という環境に慣れようと努力し続けた娘のことを本当に誇りに思いました。
異国の地でもがきながらよく頑張ってるなあ、と。私の小さい頃だったら消極的な性格だったので全然馴染めなくて苦労しただろうな...。
そう考えただけであなたは本当に強くてかっこいいよ!
そのうち先輩ママたちの言っていた
「行ってらっしゃ〜い!バイバイ!と手を振ってもこっちに振り返りもしてくれなくなるよ笑」
と言われたことが現実になったりするのかな?なんて思っていたのも束の間、ふと気がつくと、娘も一丁前にそのみんなの仲間入りを果たしておりました笑
そしてあの感動の一言
「わたし、がっこう、たのしい!」
と娘が言った時に、その成長がとっても嬉しいやら、寂しいやら、悲しいやら、いろんな感情が込み上げてきて、またとっても泣いた笑
嬉しくても泣いてばっかりですね。子供の成長の節目というものは本当に鮮明に記憶に残るもので、いつまでもこの感情を忘れたくないなと思いました。
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そうしていろいろなことを経験して迎えた、卒業式。
娘の初めての学校は、コロナ禍での学校生活だったので、親は学校に入ることも許されない。
授業参観さえもない。
そんな親にとってはわからないことだらけで終わった学校生活。
ただ、たまに送られてくる学校のアプリの中で登場してくる娘を見ては嬉しい気持ちになり、いつになったら目の前で娘が楽しく学校生活を送っている姿が見られるのかな?
と思っていたもの束の間、いつの間にか卒業式の日になってしまいました。
結局何も見れなかったな。卒業式も親が見れずに始まるのかな?
なんて思っていましたが、無事ステップアップセレモニー(卒業式)には参加できることに!
旦那さんは自営業のため自分でお休みを決められるので、この日に一緒に見にきてほしかったにも関わらず、普通に仕事を入れてた旦那さんに対しては本当に不思議で仕方なかったのですが、(アメリカ人のお友達の旦那さんはみんなお仕事をお休みして見にきている人ばかりでした)生まれて半年の息子と2人で参列してきました。
親族が近くにいない私たちにとって、家族がこの日に見に来てくれるすべもなく、一番少ない参列人数で本当にごめんね、と娘に申し訳なく思ってましたが。。
他のクラスメイトのお友達のみんなは、親族が集まったりしてて本当にそれは見ているだけで涙が出てきそうな程温かい会場でした。せめて旦那さんも仕事半休とかにしてくれたら良かったのに!(2回目笑)
今までほぼ学校でどんなことをしているかなんて見れなかった私たち家族にとって、それはそれは感動のステップアップセレモニーでした。
音楽の先生のギターに合わせて、踊りながら色んな歌を披露してくれたり、お名前をみんなの前でマイクを通してちゃんと大きい声で言えた瞬間なんて母号泣笑。
後でとっても仲良しのお友達にもその動画を送ったら、送ったみんなも泣いてくれたみたいで笑
親じゃないのにそう言うふうに同じ気持ちになって嬉しくて泣いてくれるなんて、そんな素敵なお友達たちのことをこれからもずっと大切にしていきたいな!って凄く思った!
そうして終わった卒業式。最後に大好きなお友達、そして大好きな先生たちと一緒に写真を撮って。
いつかわたしの親や親戚にもこの娘の晴れ舞台を生で見てもらえる日は来るのかな...とみんなの親族がとても嬉しそうに集まっている姿を横目にその場所を去りました。
やっぱり家族が会える距離に住んでいるって、それ程羨ましいことってないな、と思いながら。
お家に帰って記念写真を撮っている時に披露してくれた、Silly Face!
Silly Faceも学校のお友達が教えてくれたんだって!
いつの間に英語で会話できるようになったんだろうなあ。本当にすごいぞ!
一年間とってもとっても頑張って努力して、楽しんで、たくさん色んなことを学んだね!
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そんな娘も今はもう一個上の学年(プリキンダーガーデン/PreK)になり、日々楽しく登校してます。
こうみると本当に大きくなったなあ。泣けるなあ。
昨日でちょうど誕生日を迎え、5歳になった娘。
そのことはまた書きますね!
日本の子供たちは、後1ヶ月ちょっとで卒業式ですね。
子供の成長過程を、たくさん目に焼き付けてきてください。
たのしい卒業式が無事に迎えられますように!
mayu
IG : mayutohfuku
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