MATO PARENTS JOURNAL
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GREEN
療育園から幼稚園へのチャレンジ
Rui
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驚かれる方も多いと思いますが、私もまさかこんなことになろうとは.....。といった感じです。
1歳半検診のときにDr.に指しゃぶりについて相談すると、
あー、集団に入ってみんながしていないなと思ったら恥ずかしくなって勝手に辞めるよ!」と言われましたが....。
本人は全く辞めるつもりがないようです。
そもそも息子が指しゃぶりを始めたのは、入眠をスムーズにするためだった気がします。
徐々に自分で寝る力がつき、指をしゃぶれば寝ることも増えました。
その時、「指しゃぶりで寝てくれるなんてすごく楽だわ~!」
と思ったことを覚えています。それがこんなに長く続くとは.....。
電車を見ていると眠くなるようです。幸せな時間ですね。
息子にとって指しゃぶりで気持ちよく寝れたことの経験は徐々に、
「指をしゃぶると落ち着く」という法則になっていったと思います。
そして段々と入眠以外も、例えば苦手な場所に来て緊張しているときや、次に何が起こるか分からず不安な時、泣いた後の悲しいときなど自分の気持ちを落ち着かせるマインドコントロールの手段になっていきました。
これが私が息子の指しゃぶりを辞めさせることができない理由です。
息子は言葉が話せないので自分の感情を伝えるのがとても難しいです。
そのため緊張や不安をまずは自分の力でコントロールしようとします。
もしも指しゃぶりを止められたらどんな方法でコントロールすればいいのか分からなくなっていまう可能性がありますよね。
お友達の中にはブランケットを抱きしめることで指しゃぶりと同じ効果があった子や、ママと手を握る子もいると聞きます。
少しずつ試しているのですが、どの方法よりも指しゃぶりが一番落ち着くようです。
お気に入りの噴水が止まってしまって怒っているのですが、指しゃぶりで怒りを鎮めています。
しかし最近私は気がついたことがあります。
指しゃぶりをすることで自分の力でマインドコントロールをするなんて、実はとても立派なことではないでしょうか?
心の揺らぎを感じても、それを他者にぶつけるのではなく自分なりの方法で負の流れを断ち切っている。
そんな風にも考えられるなあと思います。
誰に教わることなくその方法を見つけた息子に尊敬の念を覚えました。
というわけで、我が家ではもう少し息子の指しゃぶりを見守ることになりそうです。
Rui
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