JOURNAL

パパと過ごす土曜日。

先日、息子の通っている療育園では土曜参観があり、普段は療育園に来ていない家族が療育に参加することができる日でした。今回はパパが参加しました。

息子の障害についてはInstagramに投稿しています。

息子が通園している療育園については以前投稿したこちらのJournal を参照してください。

 

我が家は普段、私が息子に付き添って療育園に通園していて、園で一緒に1日を過ごしています。

 

毎回、家に帰るとパパにその日の息子の様子を伝えるようにはしているものの、4月からのクラスを見ていないパパはどこかピンときていないようでした。

 

 

息子はパパと過ごすお休みの日をとっても楽しみにしています。

 

土曜参観の前夜、まずは通園に向けての支度をパパと一緒にやってみました。

 

息子にはこんな物が必要で、それにはどんな理由があるのか。そんなことも伝えながら進めました。

例えば「ふりかけ」。

慣れない場所で食事を取ることが一切できない息子。先生たちの工夫と努力のおかげでなんとか持参するふりかけを口に運ぶことができています。

しかしふりかけをたくさん持って行くと止めどなく食べてしまうので一回分のみ持って行くようにしています。一回分を容器に移して、それを息子の目の前でリュックに入れる。

この一工夫で家から持参した、いつも食べ慣れているふりかけだと理解でき、安心して適量を食べることができています。

 

今回の土曜参観はこのような細かい工夫や注意点をパパに体感してもらい、理解してもらう機会にしようと決めていました。

これに加えて水筒にオムツとリュックはいつもパンパンです。

 

普段、療育園で私が気をつけて接しているポイントを紙にまとめたら、A4の紙にぎっしり3枚~4枚になってしまい、主人に驚かれましたが...1日中、しっかりと息子に向き合って丁寧に接することができた日になったようです。

 

 

障がいのない子どもを育てるペアレンツの皆さんも様々な工夫を凝らしながら日々育児をされていることと思います。

息子に障がいがあるとわかった時はマイナスな点ばかり思いつく日々でした。

通常であれば自然に出来ることも教えてあげなければできない。何をするにも手がかかる。そう感じた瞬間も無かったわけではありません。

でも今となってはこんなに近くで我が子を見守ることができ、こんなに丁寧で細やかに育児ができることに喜びを覚えています。

 

障がいがあると「手がかかる」のではなくて「手をかけられる」。

 

これからも家族や先生と一緒に愛情いっぱいに、丁寧に、たくさん手をかけて育てていきたいです。

パパとなら大きなぞうさんも怖くないね!ママとはまた違う安心感があるようです。

 

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