MATO PARENTS JOURNAL

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GREEN
1月のニューヨーク恒例行事 “Holiday Train Show in Botanical Garden”
mayu
Hi There!
気が付けばあっという間に2020年も終わり、希望の2021年が始まっておりました。
というのも私、12/23に待望の第二子を無事出産いたしました!
思えば去年の3月中旬からパンデミックなニューヨークはスタートを切り、ロックダウンが開始されてからというもの、その翌月には妊娠発覚...!
ずっと私は二人目不妊だと思っていたので喜びも一入だったのですが、肝心の妊婦健診はコロナの影響で最低人数(つまり一人)でしか通えない。
となると一人目を妊娠した時のあのパニック状態になるトラウマの経験を思い出しました。
私の一人目を妊娠した時はというと、アメリカに来て1年ちょっとだったのでほぼ病院で使う英語なんて全く分からない。
にも関わらず先生はアメリカ人の先生。右も左の分からずの妊娠だったので不安しかなく、頼れる旦那もスパルタ教育だったので(この話はまた別の機会でお話しますね笑)電話の仕方も分からない。
向こうが話していることも何を言っているか全然分からない。
直接顔を合わせている先生もあまり何を言ってるか分からないの状態で子供を産んだんですよ。今考えるとよくもまあそんな感じで子供を産めたなあ、と。
でもその時は私の周りの世界は平和でしたので、主人が時間がある時は妊婦健診に立ち会ってもらっておりました。
だがしかし!
今回は一度も検診の立会い不可能!いざ病院で子供を産む時も、旦那が立ち会えるかも分からない状況でした。
そんな中今回は、4年弱で培った情報を元に、
まる1日かけて決めたクリニックの最初のアポイントをとった時は「ああ、私前回子供を産んだ時より成長したなあ」と自分を褒めました。
日本では最強の「国民健康保険」というものがあるので、どこの病院でもその最強カードを提示すれば保険が適用になるじゃないですか。
でもこの国は違うんですよ。自分の保険が適用される先生がいる病院に行かないと、多額の請求が取られてしまうんです。そんなことも知らなかった前回の私。本当によく子供産めたなあ...(2回目
そして順調に毎度の検診を一人でこなしました。
なんなら病院に一人で行く事が当たり前の世の中に慣れて来ていたので、旦那に娘を預けて一人で検診に行く時間が私のひと時のフリータイムとさえ思い始め、とても最高の時間になっておりました(!
さて、ここからは息子が産まれた日前後のお話をしようと思います。
一人目の娘は、予定日より10日遅れの計画分娩で産まれて来たので、家や外に居る時に陣痛を体験したなどという経験は一切なく、絶対今回も予定日より結構遅れて産まれてくるんだろうな〜。
コロナだし冬だし、たいした運動もしてないしな〜。なんてのんびり思っていたのも束の間。
予定日の次の日の夜です。シャワーを浴びてゆっくりベッドの中に入り、携帯でもちょっといじってから寝ようかな、なんて思っていますと22:30頃からすこーーーーーしの生理痛のような痛みが。
でも本当にすこーーーーしだったので「思い過ごしかな?」と思い寝てみる事に...
あれ?なんかソワソワして眠れない?
でもまあ全然耐えられる違和感なんですよ。
とにかく経験豊富なママ友に連絡を取り、出た答えは「一応外に出られる格好をしてから眠ってみたら?それで眠れなかったら一応病院に電話してみなよ」と。
その頃既にニューヨークは午前2時。
日本に住んでいるママ友に連絡を取っていたので、この時ばかりは日本とは真逆の時差の国にいることをとても感謝した瞬間でした。
普通夜中の2時なんてもう寝てるから連絡取るのも悪いしね...!
そして一応着替えてから、用意していた病院バッグを玄関前に置き、さてまた眠ってみようと思いきや、規則正しい訳ではないけどちょっとづつ陣痛みたいな違和感を感じる時間の感覚が狭まっている。
でも私は何度も言いますが一人目の時にこの経験をして来なかったのでこれが陣痛なのかさっぱり分からない。
そしてみんなが口を揃えて言う言葉は「病院に早まって行っても家に帰されるだけ」とうことだったので、そんな面倒なことだけは避けたい...!
と思いつつもやはりお腹の不定期に来る違和感は変わらずだったので、3:30にまず旦那を起こす。
そして一応「病院に電話して聞いてみようか?」と言う決断に到り病院に電話をして確認を取ったところ
「あ、あなた昨日が予定日だったのね。そしたらもういいわよ。病院に来れば?」
と言われたので(何だか結構軽いノリ笑で言われて面白かった)「あ、じゃあ行きます」とゆっくり用意をして早朝に産む病院に向かいました。
さて病院につきまして、チェックインの手続きをして案内されたその部屋は、陣痛を待つ部屋だったのか、かなり狭くてほぼ何もない部屋。
そしてちょっと想像とは違う古い造りの部屋。あれ?と思いつつ、ここからまた分娩するときは移動するんだなと思ってあまり気にしておりませんでした。
と言うのも私、何故この病院で産みたかったかと言うと、
ここで産んだ人全員「この病院はケアも良かったし新しくて綺麗だし、何より一人部屋!」と言う最高の文句に惹かれたので「絶対次に子供を産むのはこの病院がいい!」と思って必死に先生を探したのでした。
そしてそのちょっと古ぽい狭い部屋で子宮口がどれだけ広がっているかの確認 BY 5:30am
「まだ1cmしか開いてないわね〜」と言われナースが去って行きました。
そっか、そしたらすぐバルーン打ったりするのかな?と思いきやその後2時間その場で放置プレイ。
1,2度さっきとは違うナースが部屋に入ってきた時に「このまままだ待つの?」と聞いてもそのナース達は「そう、待っててね〜」と。
次第にどんどん陣痛は激しくなり「ひいいいいいいい!」と陣痛に耐えるための腹式呼吸で息を逃す変な声を出し始めると旦那が
「もう少し可愛い声とか出せないの?」
この言葉、一生忘れませんね笑「出せる訳ないやん!!!」と言いたかったけど痛すぎて「うん...」しか言えなかったその時の私。悔しい笑
この恐怖の苦痛待ち時間(2時間)のタイミングから無痛の注射をやっと打つことになり!
やっと痛みが解放される、、!と思ったのにエピを打った後も結構痛みが完全に無くならなかった今回の注射。
結局産むタイミングまで全然痛くないという瞬間はありませんでした。
もちろんそれでも自然分娩より無痛の注射を打ったほうが断然痛み的に楽なんですけどね。と言う事でこれが無痛分娩の投与薬↓
そしてこのあたりのタイミングでやっとコロナのテストを私と旦那両方させられました。
もはや病院に入って4,5時間は経ってからだったと思うのですが、これでどちらかがポジティブだったらどうするんだろう、?とか頭によぎりましたね。
二人ともネガティヴだったのでその心配はすることなく終わったのですが。
そしてエピを打ったタイミングで旦那さん「ひと息つこう」と言うことでコーヒーやら買いに外に出て行きました。
そのタイミングで先生が来て「陣痛を早めるために破水させるよ!いい?」と言われたので頷くと、
一気に破水させる準備をこの古びた狭い部屋で始めだすので「え!お部屋移動しないの?」と聞くと「今日は患者がいっっっっっっぱい居てどこの分娩室も空いてないのよ!
もう陣痛27時間待ってる人もいるんだから!(え?)」と言う事でこの陣痛を苦しむ為のせまーーーい古っぽい部屋での出産が確定しました。。
と言う事でこれがその狭くてちょっと古ぽい部屋↓
せっかくこの病院に選んだんだから、広々とした綺麗な部屋で出産したかったよーーーーーーーー!!!(泣
と言う事で次回に続きます。
次回は産んでから24hで退院して家に帰るまでの記事です:)
mayu
IG : mayutohfuku
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