PARENTS JOURNAL

命の循環を学ぶ、当番の仕事

夏休みなのに、なぜ学校に行くんだ?

アメリカ人の旦那が言った。

 

私は、そんなに違和感を感じなかったのだが、自分が子どもの頃はどうだったかな?と、ふと思い出してみた。

 

昔は、夏休みといったら

●ラジオ体操

●夏休みのプール授業

●ひまわりの水やり

●動物小屋の当番

 

とかあったよな。

 

今はどうかな?

 

2年前の、コロナ前は、夏休みのプールの授業はあったが、ラジオ体操は学校では集まらず、地域の公園とかでやりたい人が集まってやっていたな。

 

 

今年、小学校は裏庭の畑に水をやり、草とりをし、夏野菜の収穫をする当番がある。

 

それに、育てている野菜の写真を各自のタブレットで撮影し、野菜の観察カードに絵と様子を記入する。

ちなみに夏野菜は、トマト、きゅうり、オクラ、ナスから自分で選んで、好きな夏野菜を育てている。

選択肢があるってなんかいいな。

 

 

とうもろこしも植えたようだが、当番の日に見に行ったら全滅でした。

カラカラに乾いていたので、水不足か暑過ぎか?

残念だけど、それも経験。

 

 

幼稚園では、ニワトリ小屋の当番がある。

ニワトリを抱っこして小屋から出し、ニワトリを自由にお散歩させ、各自持参したキャベツを手で小さくちぎって、つぶ餌を混ぜて、水を取り替え、卵が生まれていたら卵をそぉーっといただき、ニワトリを抱っこで小屋に戻す。

いつの間に怖がらず、ニワトリを抱っこできるようになったんだ?

母ちゃんは怖くて近づけないよ

保護者はその間、幼稚園の園庭の落ち葉を集めて腐葉土BOXに入れる。

 

⁡昔も今も変わらず、夏休みの登校は

【生命の循環】を学ぶ、大事な日なんだな。

 

自然に触れると、生命(いのち)の声が聞こえてくる気がする

"今、この時を大事に生きて"と。

 

 

ママ友は、落ち葉の中にいた蝉の抜け殻をブローチにしていた。

『素敵〜』と周りにいたママ友が言った。

 

私は虫が苦手なので、一歩後ろに下がったが、

虫を可愛いがるママ友達が、周りにたくさんいることは私の誇りだ。

 

『共生』

 

コロナになり、よりこの言葉がしっくり私の中におちている

 

どんな状況下でも、明日は来る

生きなければならない

 

どんな命も大切でなければならない

 

私は虫が苦手だが、虫も生きるために必死だ。

きっと、家族だっているだろう。

 

夏休みに子どもと自然を身近に感じたり、

子ども達が仲間と

"命あるものをお世話をする"

という体験は、お金で買えない経験だから、

本当にありがたい。

 

 

幼稚園のニワトリ小屋のお世話が終わったあと、先生に報告をしに行くと、

先生は子ども達にきゅうりをおやつに出してくれた。仕事を終えた後にいただくきゅうりは美味しそう!

 

きゅうりを食べ終えたら、先生はお土産に

畑でとれた野菜をたくさん持たせてくれた。

ナス、おかわかめ、トマト

どれも立派です。

 

 

この野菜は、みんなで集めた落ち葉と、育てた稲を収穫して、精米した際にでた米ぬかで発酵させた自家製の腐葉土(菌ちゃん、微生物ちゃんたち)で作られている。

 

私たちを生かしてくれている

自然の繋がりと、生命の循環

 

感謝、感謝

 

今日もありがとう、地球!!

 

 

 

 

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