PARENTS JOURNAL

夏は北杜に。

今年の夏も、束の間の出来事のようでした。それでも夏の旅は、やっぱり格別。

 

次男も生まれてから数ヶ月が経ち、こちらのペースにも上手く合わせていきながら、色々な空気に触れさせています。
そして昨年に引き続き今年も伺ったのは、山梨県の北杜市。

 

豊かな自然はもちろんのこと、新鮮な野菜、水、それからアートも楽しめる場所です。
アートは有名なところだと世界で唯一キース・ヘリング作品のみを展示する「中村キース・ヘリング美術館」でしょうか。

緑溢れる風景の中に突然現れる現代建築には驚きますが、美術館の内部も面白いつくりになっていて、作品ともにキースの世界をまさに体感できるスポットととしておすすめです。


 

さて、何よりこの北杜市に来た理由は、Gallery Traxがあるということ。
以前は保育園だったという建物そのままに、オーナー自ら手を入れて、著名な作家や若手アーティストにいたるまで様々な展示を行なっています。
いわゆる都会にあるようなホワイトキューブ(白壁に囲まれた展示空間)とは違い、窓からは八ヶ岳の麓に広がる緑や田畑があってアート作品と相まり、とにかく居心地がいい。

 

来るもの全てを優しく迎え入れてくれるような、Traxにしか流れていない独特な空気がそこにはあります。

 

 

見に行ったのは、友人でありペインターの久保田珠美さんの作品。

最近は焼き物で知られる多治見で制作した陶人形を多く手掛けていて、今回のグループ展に合わせ新作の陶人形を展示していました。

異界を感じるような奇妙さ、愛でたい可愛さとフォルムが同居する世界観、素敵なんです。
我が家のコレクションに、獅子の陶人形が新たに加わりました。

 

 

今回の北杜市滞在ではコテージにも泊まったのですが、となるともちろん自炊。

道の駅での買い物がひとつの楽しみでもあって、その土地で育まれた食材をその場で食す。
これが何よりのご馳走です。単にサラダであってももレタスの旨味が凝縮されているので、口にしただけで「うまっ!」となる。体が反応する。

普段食べているものと、何が違うんだろう。そんなことを考えるきっかけにもなります。



美味しい食事と空気をたらふくいただいて、良いものを見て、自然の力で体を癒す。

そんなサイクルの中で、ちょっとした刺激も体験。

 

友人家族とともに、この地の名所である滝を見に行くことに。

 

 

案の定、長男は途中でギブアップし(いや、最初からだったかな?)、肩車をしながら滝のある場所まで。


優雅に大胆に流れ落ちる滝。流れ出る驚くほど冷たい水。

大した道のりでもないですが、ここまで来たかいあるなぁという存在感です。

 

ちなみに我が家が大好きな良質な天然温泉も北杜市周辺にありまーす。

(正直これなくしては!という気持ち。)

 

山梨県北杜市。毎年必ず訪れたい場所です。

 

 

 

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