MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
息子の「どっちでもいい」の真意とは
柿沼 絢乃
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今日も我が家に響き渡る
「ぬっっっちゃんがあー!!!!」
「ちがうよ!!つむのせいでしょ!!!」
何の声かと申しますと、兄弟喧嘩の叫びです。
我が家の子どもたちは、今4歳と6歳の男の子ふたり。毎分毎秒喧嘩しています。
私からしてみれば何をそんなに揉めることがあるのよと不思議にすら思うのですが、本当によく喧嘩しているんです。
じゃあ離れて別々のことをすれば良いものを、そういうわけでもなく、いつも同じところにいる・・・なんなのよ!笑
仲が良い瞬間ももちろんあるんですけどね。これは水遊びをしていて「ぬっちゃん大きくなあれ」と水をかけている弟。笑
そんなある日、別々のシチュエーションで二人が絵を描くことがありました。
兄は夏休みの自由課題で。
弟は習い事で通っているアトリエで。
兄は弟が踊っているところを描き、周りにたくさん動物を描いていました。
弟は人形のようなものを作るプログラムの日だったのですが、
先生からの「誰を作る?」の問いかけに「ぬっちゃん!ぬっちゃんをつくってプレゼントする!」と、一番に兄の名前を出していました。
喧嘩しているからと言って、仲が悪いわけではない。
むしろお互いに、一番身近な存在。
自分が一人っ子だったこともあり、兄弟の関係性は本当に摩訶不思議です。
特に弟は兄のことが大好きで、いつも真似ばかりしています。
兄の性格のひとつに、自己肯定感のとてつもない(笑)高さが挙げられるのですが、
これはいつもすぐ近くに自分のことが大好きで仕方ない弟の存在があるからなんじゃないかなあ
なんて思っています。
とにかく手放しで、どんな自分をも好きでいてくれる弟がいる、という自信と安心感が彼の中にはあるように感じています。
二人がお互いをモチーフにして絵を描き合っていて思ったことがあります。
自分の愛する人が、誰かに好かれているのを見るのはこんなにも幸せなことなんだなあ...
ということです。
なんだ、結局二人とも、自分の兄弟のことが大好きなんじゃん。と思うと、なんだかとても幸せな気持ちになったのです。
子どもを持って、
「自分が愛する人、息子を持つ」という喜びを知りました。
そして
「そんな息子から愛される」という喜びも知りました。
更に
「"自分が愛する息子が、私ではない人からも愛されている"という幸せ」が存在することを知りました。
兄が弟のことを大切に思っていて、弟は兄のことが大好き
喧嘩をしながらも、お互いがお互いを想っている兄弟の姿は<
そんな幸せな気持ちを与えてくれるのです。
そしてこれはもちろん兄弟に限ったことではありません。
夏休みに両実家に帰省しましたが、
じいじやばあば、ひいおばあちゃんやおじさん、おばさん、そしていとこ達、、、
普段会えない人たちに囲まれ、息子達がここでも愛されている姿を見るのは素晴らしい時間でした。
私が心から大切な息子二人のことを、みんなが大切に想ってくれているという気持ち。
この幸せは何事にも変え難く、ずっと大切にしたい温かい気持ちでした。
さて、夏休みを終えた兄弟達は今日も元気に絶賛喧嘩中
でも「喧嘩するほど仲が良い」ってことを、ママは知ってる!!!!
だから、もう少し喧嘩の頻度を下げてくれないかなあ!!!?と内心思いながら、今日も我が家に響き渡る二人の会話を聞いています。
柿沼 絢乃
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