MATO PARENTS JOURNAL
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BLUE
自由研究との向き合い方。心の成長の裏にあったストーリー
柿沼 絢乃
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3月末のことになりますが、年度の締めくくりということで、二人の息子は保育園から一年の制作物を持って帰ってきました。
一年分の作品が綺麗に綴じられており、ページをめくるごとに思わず笑みがこぼれます。
子供の作品を見ていると、子供ならではの造形の自由さと色彩感覚の豊かさとに驚かされます。
先日、画家・猪熊弦一郎氏に関する本を読んだのですが、とにかく子供のように描きたいという想いを持ち続けていたと書かれていました。
私は画家ではありませんが、実際に子供が描いた絵を見るとその気持ちがわかる気がします。
凝り固まった前提がなく、突き進む子供の線。
こうじゃなきゃという思い込みのない色使い。
どうして大人はこう描けなくなってしまうのかなと思って、羨ましくさえ思うのです。
そんな息子達の絵を見ていたら
どうにかしてこの時期の線や色使いを残しておきたい、そしてできることなら暮らしの中に取り入れたい、
そんな思いを持つようになりました。
ぺらぺらの紙にさらっと書いた絵が本当に素敵だったりするので、
まずは特にこれはと思ったものはお気に入りの額に入れて飾ってみました。
特に高いものである必要は全くなく、親バカフィルターも手伝って(笑)安価なフレームに入れるだけでも十分インテリアに。
長男が描いた兄弟の絵。とさかのような髪型が笑えました(実際は二人とも、どちらかというとぱっつんヘアなんですが。笑)
更に気に入ったものは、ミュージシャンのツアーグッズかのように、勝手にグッズ化することにしてみました。
これ結構おすすめです。
今はいろんなアプリやサービスがあり、本当に簡単かつクオリティの高いアイテムができあがります。
モノ化することで、ますます子供の絵が愛しくなるんです。
我が家で作った息子デザインのグッズたちを少しばかし紹介させてください。
今まで作ったのは
パパの顔でつくった父の日のグラスやハンカチ。
長男が描いたパパ
オンラインのサービスを使ってグラスとハンカチに。思った以上の仕上がりにびっくり!
虹の絵で作った私のバケットハット。
こちらも長男作の虹。希望に溢れた線が素敵だなと思ったお気に入りの絵。
こちらは自分用のハットにしてみました。春夏よくかぶっています。
長男がはじめて描いた家族の絵で写真アルバム。
はじめて「家族」を描いたことに感動した絵。
たくさんのハッピーな家族写真を納めたいと思って、写真アルバムの表紙にしてみました。
何やらわからない模様のプラ板も、名前を書いてかばんのネームタグにしたり。
何やらわからない模様その2はオーブンで焼き付けられるペンで陶器のトレイに描いてみたり。
こっちはアクセサリー入れにしています。
子供のまっすぐな線に、ちょっぴり大人のエキスを加えて形になったグッズ達。
私にとって宝物です。
息子達も、自分達が描いた絵が別の形になったものを見せると「これ、この前描いたやつ!?」と喜んでくれるので
「めちゃくちゃかっちょいい絵だったから!」とすかさず伝えるようにしています。
誰しもそうだったように、子供自身は自分が描く線の、色の、素晴らしさになかなか気づけないと思うので、
目一杯その素晴らしさを伝えられる親になりたいと思っています。
母の日や父の日のプレゼントに、子供と一緒に作ったグッズがもらえたら嬉しいなあ!と思ったので
この時期にご紹介してみました。
わたしも今年の父の日に何を作って贈ろうか、今から考えてワクワクしています。
柿沼 絢乃
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