JOURNAL

WELCOME

ここはバンクーバーパブリックライブラリー。ここにあるトイレのサインの写真を撮りたいと、昨年からずっと思っていた。
最初はいたって普通のサインに思えた。
しかし下部には「TRANS PEOPLE WELCOME」の一言が添えてある。
全く同じ一言が、男性用トイレのサインにもあった。

このサインの一言に気づいた時、私はカナダのトランスパーソンの方々への深い包容力を感じた。

昨年の夏頃だろうか。
カナダではパスポートなどの本人確認書類の性別欄に、男性・女性どちらも選べない国民が「X」と選択できるよう対応すると発表した、というニュースを読んだ。
「カナダ国民それぞれの性自認や性表現を制限せず、平等に人権を尊重する」という。
また昨年2月、カナダの国歌の歌詞を一部変更し、性別を問わない内容にするという法案が上院を通過したというニュースも読んだ。

カナダではLGBTQ2Aに関することに国全体が真剣に向き合い、国民が認め合い、皆が暮らしやすくしていけるような取り組みがさかんに行われている。
この街に暮らしていると、それが目で見て分かるから本当に素晴らしいことだとおもう。

そのきっかけが図書館のトイレのサインだったとは思わなかったけれど。

なんだか心がハッピーになるような、特別な写真になった。

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