JOURNAL

伝統手芸から受け継がれた想い

 

しばらく前の話になりますが、母の友人宅へ遊びに行きました。

母が女子会をしている仲間に会うのは、ちょっぴりドキドキ、でもなんだかとても嬉しい気持ちでした。

 

母の友人に会いに行った理由は、趣味で刺し子をやっていると聞き

興味があったので習いに行ってきました。

 

-刺し子とは?-

日本に古くから伝わる伝統手芸です。

洋服の補強や保温のために重ねた布を刺し縫いしたのが刺し子の始まりといわれています。

 

刺し子に興味を持ったきっかけは、

ママ友から刺し子ふきんを頂き、あまりにも素敵でどうやって作るんだろう?と知りたくなったからです。

 

まずは、こうやって布に線を引いて、、、

正直見た瞬間に「無理、できない」と思ってしまいました。

なぜなら私は、大雑把で適当でなんならせっかちだから、パパッとやる作業の方が得意だったりします。

しかし、先生は「基本をやったってつまらないじゃない?あなたならきっとできるわよ〜

大丈夫、1日かかってもいいから!」

と、モチベーションを上げてくれる言葉をたくさん掛けてくださり、

励まされながら、基本をすっ飛ばしていきなり上級者向けの刺し子をひたすら練習しました。

 

ちなみに子どもたちはその間、実家でお預かり。

私は自分に向き合って集中して作業をするのは久しぶりでした。

楽しくて夢中していたら時間はあっという間に過ぎていきました。

そして、こういう時間は意識してきちんと作りたいなと思いました。

 

「これができればどんなアレンジでもできるようになるから!」

(先生、難しいです、、、でもとっても楽しいです!)

 

昔の人の知恵はすごいな、これは日本の伝統として子どもたちにも繋いでいきたいな。

モノがすぐ手に入るようになった今

たくさんのモノの中から自由に選択できるようになった今

日本のゴミはあと20年で捨てられなくなる?と言われている今

モノを大切に使いたいと思っている今

 

そう、今だからこそ刺し子の魅力を感じたのかもしれません。

 

 

刺子を習っている最中、先生の愛犬のミミちゃんが私のところにチョコンと座り

癒してくれました。

ミミちゃんはセラピードッグにスカウトされた小型犬。可愛いのはもちろん、人懐っこくて無闇に吠えない。

コロナ禍で人が集まるところに呼ばれることは少なくなったそうですが、

以前は月に一度、病院や老人ホームへ行ってあらゆる悩みを持つ人間を癒していたのだとか。

 

話を聞いてみるとあまり笑わなかった人がミミちゃんと過ごすことで帰るまでには笑顔になったり、犬が嫌いと言っていた人が犬嫌いを克服していたり、とにかくミミちゃんの見えない力にみんな癒されているのだそう。

 

気が付いたら私もミミちゃんと話すときは、声が1オクターブ高くなってるし、優しい気持ちになり、癒されていました。

 

 

コロナ禍でおうち時間が長引く今、

家で充実した時間を過ごせるようになってきました。

また、何が必要で何が無駄だったかをよく考えてからモノを消費するようになってきました。

理由の1つはゴミの量。

 

今あるモノでどうにか工夫できないか?

わたしには不要でも誰かには必要なんじゃないか?

ゴミに出して終わりで全て解決する問題なのか?

 

そんなことを考えるようになったからです。

 

 

刺し子はモノを大切に使うココロを養える。

子どものお迎えまでのあと10分、

子どもが寝てからの15分、

毎日の少しの隙間時間でできるのもいい。

そしてあまりお金がかからないし、場所を取らないのもいい。

 

子どもの穴が空いた衣服も直してまだ着れるように工夫するようになった。

 

もう少し早く出会いたかった趣味。

なんなら老後まで楽しめるから、無理なくこれからも続けていきたい。

 

@y831325

 

 

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