JOURNAL

水の中で会いましょう

誰にでも苦手なことはあるものですが、我が家の娘のそれは’’顔に水がかかること’’でした。

海、川、プール、 大好きなんだけど潜るのなんてもってのほかだし、水しぶきがかかるのも泣いて嫌がって、家でもシャワーが顔にかからないように、シャンプーしたり。

 

(水をかけてくるクセに、こちらがかけるとマジギレされます)

 

(シャンプーハットは必需品)

(海もプールも大好きなんだけど)

 

(顔に水がかかるのだけは絶対阻止!!)

 

いずれ、そのうち泳げるようになるよ。

できないことは決して悪いことじゃない。

 

僕も奥さんもそう言いいつつも、周りの子がどんどん泳げるようになる中で、きっかけを見つけることができず、踏み出せなくなっていく娘を心配していました。

 

転機は、NEO家族で行った

ゆったり たっぷり の~んびり 旅ゆけば三日月~ ホテル三日月~ でお馴染みの竜宮城のプール。

 

分からない人はこちらをどうぞ

 

 

こちらのプールに、ウォータースライダーがございまして

(公式サイトより)

 

こちらになります。

見ていただければお分かりになると思いますが、それはもう立派な水に突っ込むやつです。

顔に水がかかることを生命の危機とする娘にとって、生存率は限りなく0%の死亡遊戯。

 

 

普通に自分がやろうと思ったんです。すると、、

なぜか、娘が付いてきたんです。

やる!! と。

 

最初、おお!!と嬉しかったのですがスタート地点まで登って冷静に思いました。

これは一生のトラウマになり得るやつではないかと。さっきまでも1回も顔に水つけてないのに?

 

「ほんとにやるの?」 

「やる。。。パパ先行って」

 

決意は堅そうでした。

やらずに降りてきても、いじるまい。。そう思って、先に滑り降りると当然最後はドッボン!!!!! 

豪快に鼻に水が、、、、これは誰しもがドボン運命(さだめ)や、、、

 

下で待っていた皆も、???? な顔で、「あれ?キリ、どうしたの?ていうかなんで君が先に滑り降りてきてんの?」的表情。 
 

しかし、鼻を指でしっかり押さえた娘はしっかり滑ってきました、スピードに乗って一気に水の中へ。

チャポン!!!!!! 

 

どこから空がはじまって どこから海なのか

考えながら 海をみている

空と海の境目には 何があるのだろうな

人魚のような 魚がいるのかな

 

ホテルの窓から 丸い地球が見れるよ

 

 

魚は何処から来たのかな 星から来るのかな

だからキラキラ ひかるのかしら

それとも魚が飛び出して 星に変わるのかな

どうでもいいけど ちょっぴり気になる

 

魚が今夜も星と話をしているよ

ゆったり たっぷり のんびり

旅ゆけば小湊 ホテル三日月

 

ホテルの窓から 丸い地球が見れるよ

ゆったり たっぷり のんびり

旅ゆけば三日月 ホテル三日月


永遠とも思える時間と三日月のテーマソングが頭の中で流れましたが、娘は笑顔とともに水の中から現われました。その顔は、皆からの賛辞とともに徐々に立派なドヤ顔へと変わっていきましたが、その中には安堵の表情も見れました。

 

きっと僕らの何気なく、水に顔をつけることを勧める言葉とか、周りの子が楽しそうに水に潜ることに小さな身体に似合わないプレッシャーを感じていたんだと思います。

 

ドヤ顔が似合う、記念すべき日でした。

 

それからは、お風呂でもシャワーを恐る恐る顔にかけれるようになりました。

それだけで、僕も、奥さんもとても嬉しかったのですが、ある時、奥さんに直談判したそうです。

 

「私、スイミングスクールに行きたい」

 

佐藤家の娘であり、娘とは親友というか姉妹 (実際に姉妹です♩といたるところで言い放って周りの大人の混乱させてます笑)のろびんも同じスクールに通ってくれることになり、はじまった週1回のスイミング。

 

(水は余裕しゃくしゃくなろびん選手)

(とその父)

 

スクールの先生は楽しむことを第一に考えてくれる人で、娘が顔をつけることを気長に待ってくれました。

 

傍目には、顔をつけれない日々が続いたのですが、スクール全体に笑顔が溢れているせいか、悲壮感らしきものはなく、娘は常に楽しそうでした。

(先生ありがとうございます!!)
 

そして自宅のお風呂で潜る練習をはじめました。

そして、遂にプールで顔をつけて泳いだのです。見学の奥さんから歓喜の動画が送られてきて、僕も大興奮。

NEO家族も大興奮。

 

 

「パパ、プールに行こう」

 

そこからは早かった、春休みにはいった娘は僕や奥さんに近所の屋内プールに行きたいと言い出し、

もう水を恐れずに時間いっぱい楽しそうに泳ぎ始めたんです。

 

毎週2~3回、僕と娘、奥さんと娘、家族3人で暇さえあればプールに通って、水の中でぎこちなく泳ぐ最高にかわいい娘を堪能しています。

 

(プールに行く際は、MATO by MARLMARLのCOCOON BAG AIRが大活躍!!濡れた水着やタオルは透明な方に入れてます。)

 

僕も一応、泳げるけど自己流の気合いに任せた泳ぎでここまで来たので、元水泳部の奥さんにフォーム指導を受けながら、泳いだ後の爽快感と暴飲暴食の罪悪感を拭うのにハマってしまって、家族内は完全に水泳ブーム。

 

 

 

 

‘’何かをできないことは恥じることではない。’’

 

僕も奥さんもそう思ってきたし、今でもその考えは変わらないのですが、娘のチャレンジに大きな感動と勇気をもらいました。このことを忘れずに、誰かが何かをできなくても決して馬鹿にせず、その気持ちを想いやれる人になってくれたらこれ以上のことはありません。

 

 

娘は、奥さんにプール教室参加を直談判した際にこう言ったと言い伝えられています。

「ろびんと水の中で会いたいの」

 

 

娘にチャレンジする強い気持ちをもたせてくれた、ろびんに大きな感謝を。

見守って、協力してくれ、機会を作ってくれNEO家族に大きな感謝を。

親になる。というチャレンジをより素敵なものにしてくれた娘に大きなありがとうを。


2021.04.02  Yuta 

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