JOURNAL

TOKYO→ZUSHI

都内から神奈川県の逗子に越して、しばらく経ちました。逗子という土地に縁があったわけではないんですが、ふわり引き寄せられるようにこの地に。

それまでは東京の目黒区に住み、マンション暮らし。

斜向かいにはバーガンディー色のコンビニ、近所にはお気に入りの肉屋と魚屋。
なんら不便に思うこともありませんでしたが、近所に小さな子供と一緒にぶらぶら出かけて気楽に遊べるところ、芝生が生えていて自然にも触れられる居心地の良いところというのはほとんどなく、休みの時には都が運営している大きな公園に行くか、好きなキャンプや温泉巡りに足を運ぶくらいでした。

 

そんな日々の鬱憤もあったのと、次なる拠点を家族で考え始めていたこともあって、なんとなく逗子・葉山周辺の物件を次のバケーションの旅先を見つける気分で探してみたのです。(探す、というよりは興味本位で見てみようかくらい。)

ちなみに、夢物語半分でもあったので、引っ越すならば希望の条件は満たしたい!という思いもありました。
まずは何よりも、平家。まだ子供もひとりでそんな大きい家じゃなくてもよいのだけど、マンションもなんだし、となりのトトロに出てくるような日本に昔から根を張っている滋味深い建物で一戸建ての平家。
それと、庭と駐車場付き。あと、これも一番大事で、外とを繋ぐ窓が大きいこと。(昼間は電気をつけたくないので、たっぷりと自然光を感じられることはとっても大切なんです)
こんなに我儘も言って、毎月払える限度もあるのだから、もし物件あったらラッキーだよねくらいでした。

 

そしてなんと、あったんです。

一軒だけ。

たまたま入った葉山の不動産にも直接話をしてみたら、やはり平家は最近人気らしく中々空きはでないし、空いてもすぐに埋まってしまうとのこと。ですよね~と思いながらも、再度ネット検索し新着物件として現れたのが今の家でした。

とりあえず内見を、、、ということで、家族連れて見せていただくことに。
これはまぁ自分たちの条件を満たすどころか、全くもってそれ以上で、唯一の欠点をあげるとすれば、かなり急な坂の上にあるということ。でもその分素晴らしい景色も広がっているのだからと即決。

少しずうずうしい家賃交渉もスムーズに、さぁ引っ越し!となったのです。

 

こちらは内見時の庭の様子。

子供が思わず庭に駆け出していくくらい気持ちいい場所でした。(このシーンは引っ越しの決断をかなり後押し!)

庭には桜の木もカボスの木もあって、BBQどころかちょっとしたキャンプもできるんじゃないか?という自然空間。
芝生の残り香も感じるような雑草加減もちょうど良く、いまは一部を家庭菜園用として耕して使っていたりもします。

逗子に住んでいると言うと、海近い?とよく聞かれます。海ももちろんよく行っていて、夏は夕涼みがてら浜辺で夕飯を食べていたりしましたが、どちからというと山側。
周りにはカラスと同じくらいトンビが飛んでいるし、家の中は蜘蛛だらけで、突然ナメクジは出てくるし、夏の庭のバッタの数も相当ですが、「共に暮らす」ということの意味を強く感じているところでもあります。
自然はもちろんのこと、都内のマンション暮らしではほとんどなかった、近所に住む地域の方々とも。

とにかく、空気が、気分が心地いいところにいる。

普段の生活も、仕事も(決して生温いということではなく!)、そういう場所を自分たちで選んで、自分たちでつくってみることを肩肘張らずに始めてみた、という逗子での生活です。

仕事は都内への行き来がほとんどですが、嬉しいことに、少しずつローカルでの絵本屋活動も始まっているので、また後ほどこちらでもお伝えしていきます。

 

山中タイキ

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